明けましておめでとうございます

お知らせ
ノートルダム大聖堂

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は、お客様には見えないところで新たな挑戦や多忙な日々が続きましたが、年末までにようやく一段落しました。今年は、現状の改善に力を注いでまいりたいと思っております。

さて、毎年のことながら恐縮ですが、本日は今後の価格動向についてお知らせいたします。年始早々に明るいお話ができず心苦しいのですが、ぜひお買い物計画の参考にしていただければ幸いです。

価格高騰の背景について

これまでもお伝えしてきたとおり、以下の要因が価格に影響を与えています:

  • 金属、特にゴールドの価格高騰
  • 燃料価格の上昇に伴う輸入送料の増加
  • 円安による為替の影響
  • 欧米における物価および人件費の高騰

今回は特に、欧米の物価および人件費の高騰に焦点を当ててお話しします。

欧米と日本の物価の差

商品によって差はありますが、調査によると、アメリカの物価は日本の1.5倍から4倍にも及ぶと見られます。円安が影響していると思われがちですが、仮に1ドル=100円で計算しても、日本の倍以上の価格の商品が多く存在しています。

例えば、日本の倍の価格で設定されている商品(これは卸価格の話です)に、さらに輸入コストや関税が加わります。また、昨今では1ドル=200円になる可能性がささやかれるなど、為替のリスクも大きくなっています。

ヨーロッパにおいても、アメリカほどではないものの、日本と比べれば物価が高い状況は変わりません。実際、イタリアやフランスの製造業者からも値上げの通知が届いております。このような背景から、仕入れのたびに価格が上昇する可能性が高いと予測されます。

日本と逆転する価格現象

欧米で商品リサーチを行うと、当店で扱っている商品が、製造国において当店より高い価格で販売されているケースが少なくありません。関税や送料の影響で輸入側の当店のほうが高価になるのが通常ですが、逆転現象が起きているのです。

これまで可能な限り手に取りやすい価格で提供できるよう努めてまいりました。しかし、輸入業界としては、世界の価格変動に対応し、適切に価格を見直していく必要がある段階に差し掛かっています。

日本全体の課題

これは当店に限らず、日本全体が直面する課題でもあります。政府や大企業だけでなく、私たち一人ひとりも、状況に応じた意識の変化が求められています。

「もう少し安くならないか」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これらの商品を製造し、生活を支えている方々がいることも、ぜひ心に留めていただければ幸いです。

本年も素敵な製品を

本年も、皆さまにご満足いただける商品とサービスをお届けできるよう努めてまいります。価格や状況の変化に伴い、ご不便をおかけすることがあるかもしれませんが、引き続きご愛顧いただければ幸いです。

これからも、皆さまとの信頼関係を大切に、日々精進してまいります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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