聖ベネディクト - The Sacred Secret
聖人

聖ベネディクト

ベネディクト/ベネディクトゥス/ヌルシアのベネディクト
San Benedetto(伊)/ Saint Benedict(英)/ Sanctus Benedictus Nursiae(羅)
◆ 年代480頃〜547年頃
◇ 出身地ヌルシア(現イタリア・ウンブリア州)
◆ 祝日7月11日
◇ 守護分野ヨーロッパ(守護聖人)・修道士・農家・毒から守る・洞窟探検家・学生・石工・魔術・悪霊から守る・死にゆく人・発熱・胆石・イラクサかぶれ・誘惑
◆ シンボル
聖ベネディクトのメダイ 修道服と十字架 カラス(毒パンを運ぶ) 規則書(戒律) 割れた杯(毒の杯)
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Life / 生涯

聖ベネディクトはイタリア中部のヌルシアに生まれ、ローマで学んだ後、世俗の乱れた生活に失望して隠遁生活を選びました。スビアコ近郊の洞窟で3年間の厳しい修行を積み、その徳と奇跡の評判から弟子が集まり始めました。やがてモンテ・カッシーノに修道院を建設し、西方修道制の礎となる「聖ベネディクトの戒律(Regula Benedicti)」を著しました。

「祈れ、働け(Ora et Labora)」という標語で知られるこの戒律は、修道生活の基本原則として今日も多くのベネディクト会修道院で守られています。1964年、教皇パウロ6世によってヨーロッパの守護聖人として宣言されました。

Episode / エピソード・伝承

毒殺の試みに関する伝承が有名です。ベネディクトの厳しさに反発した修道士たちが彼のパンと杯に毒を入れたとき、杯は聖十字架の印とともに割れ、カラスがパンをくわえて飛び去ったと伝わります。このエピソードから、聖ベネディクトのメダイには悪から守り毒や魔術を祓う力があるとされ、カトリック圏で最も広く用いられる護符メダイのひとつとなりました。

聖ベネディクトのメダイ(メダイユ)の表面には聖人の像と「PAX(平和)」の文字が、裏面には十字架と「CSPB(キリストの聖なる十字架が私の光であれ)」をはじめとするラテン語の祈りの頭文字が刻まれています。中世以来ヨーロッパ全土に広まり、現代においても最もよく知られる聖人メダイのひとつです。双子の姉妹として聖スコラスティカが知られており、共にカッシーノの地で生涯を過ごしました。

The Medal of St. Benedict / 聖ベネディクトのメダイについて

聖ベネディクトのメダイは、悪霊・毒・魔術・誘惑から守る護符として知られ、カトリック圏で最も広く用いられるサクラメンタル(祝別された聖品)のひとつです。1741年に教皇ベネディクト14世によって正式に承認されました。

メダイの裏面(十字架の面)には以下のラテン語の祈りが略語として刻まれています。

十字架の縦の部分 ── CSSML「Crux Sacra Sit Mihi Lux.」/「聖なる十字架が私の光となりますように。」

十字架の横の部分 ── NDSMD「Non Draco Sit Mihi Dux.」/「龍(サタン)が私の導き手となりませんように。」

十字架の四隅 ── CSPB「Crux Sancti Patris Benedicti.」/「聖なる父ベネディクトの十字架。」

十字架の上部 ── PAX/「平和。」

外周の上半分 ── VRSNSMV「Vade Retro Satana, Nunquam Suade Mihi Vana.」/「サタンよ退け、決して空しきことで私を誘惑するな。」

外周の下半分 ── SMQLIVB「Sunt Mala Quae Libas, Ipse Venena Bibas.」/「お前が差し出すものは悪である、お前自身がその毒を飲め。」

表面には聖ベネディクトの像が刻まれ、右手に十字架、左手に会則書を持ち、足元には毒入り杯と毒パンをくわえて去るカラスが描かれています。また外周には「Ejus in obitu nostro praesentia muniamur.」(「臨終において、彼の御存在は我らを守り給う。」)と刻まれています。

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