聖ステファノ - The Sacred Secret
聖人

聖ステファノ

ステファノ/ステファヌス/スティーブン
Sanctus Stephanus(羅)/ Saint Stephen(英)/ San Esteban(西)
◆ 年代生年不詳〜34年頃(殉教)
◇ 出身地エルサレム(ユダヤ系ギリシャ人、詳細不明)
◆ 祝日12月26日
◇ 守護分野執事(助祭)・石積み職人・石工・殉教者・頭痛
◆ シンボル
石(投石の石) 棕梠の枝 助祭の祭服(ダルマティカ) 書物
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Life / 生涯

ステファノはキリスト教最初期の殉教者であり、「初代殉教者(プロトマルティル)」と呼ばれる。使徒言行録によれば、ステファノは初代エルサレム教会が選んだ7名の助祭(執事)の一人であった。助祭とはギリシャ語系ユダヤ人キリスト者の寡婦たちへの食事の配給を監督するために選ばれた奉仕職であった。しかしステファノは奉仕の職にとどまらず、力強い説教と奇跡の業で知られるようになった。

ステファノの雄弁と霊的な力に反発したユダヤ教指導者たちは彼を神殿冒涜の罪で告発した。最高法院(サンヘドリン)の前で行ったステファノの説教は旧約聖書の歴史を通してイスラエルの民の不従順を指摘するものであった。彼が天に開かれた門を見て「人の子が神の右に立っているのが見える」と告白すると、群衆は激高してエルサレム城外に引き出し、石打ちの刑に処した。ステファノはその最期まで「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と祈りながら帰天したとされる。石打ちに参加した者たちの衣を預かっていた若者が後の聖パウロである。

Episode / エピソード・伝承

ステファノの殉教はキリスト教最初の迫害の幕開けとなり、エルサレムの信者たちはユダヤとサマリアに散らばり、それが結果的に福音の拡大につながった。ステファノの祝日がクリスマスの翌日(12月26日)に置かれているのは偶然ではなく、主の誕生という最大の喜びの翌日に最初の殉教者を記念することで、福音が「喜びの中の苦難」という真実を含むことを示すという神学的意味があると解釈されてきた。

見よ、天が開いて、人の子が神の右に立っているのが見える。 - 使徒言行録 7:56

東方教会でも12月27日(グレゴリオ暦)に記念され、世界中のカトリック・正教会・聖公会の重要な聖人の一人である。多くの大聖堂や教会堂がステファノの名を冠しており(ウィーンのシュテファン大聖堂など)、今も深く崇敬されている。

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