聖母

ルルドの聖母

無原罪の御宿り/ベルナデッタへの御出現
Notre-Dame de Lourdes(仏)/ Our Lady of Lourdes(英)/ Domina Nostra Lurdensis(羅)
◆ 年代 1858年2月11日〜7月16日(御出現の期間)
◇ 出身地 ルルド(フランス・ピレネー山麓)
◆ 祝日 2月11日
◇ 守護分野 病者・身体障害者・世界病者の日・フランス南西部
◆ シンボル
白衣・青い帯(御出現の姿) バラ(足元の黄色いバラ) ロザリオ 泉・水 グロット(洞窟)
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Apparitions / 御出現

1858年2月11日、フランス南西部ピレネーの町ルルドに住む14歳の少女ベルナデッタ・スビルーは、姉と友人と共に薪を拾いに川岸を歩いていました。マサビエルの洞窟(グロット)に差し掛かったとき、突然風の音を聞き、洞窟の岩の割れ目に白い衣をまとった若い女性の姿を見ます。「白い服、白いベール、青い帯、そして両足には黄色いバラ。右腕に真珠とゴールドのロザリオを持っていた」とベルナデッタは後に語っています。二人はそのまま共にロザリオを唱え、女性は消えました。

以来1858年7月16日まで計18回の御出現が続きます。9回目(2月25日)の御出現のとき、聖母はベルナデッタに地面を掘るよう命じ、湧き出た水で顔を洗うよう告げました。これが今日の「ルルドの泉」の起源です。16回目(3月25日)の御告げの日、聖母はベルナデッタに名前を問われ「私は無原罪の御宿り(Que soy era Immaculada Concepciou)」と答えました。教育を受けていなかったベルナデッタはこの言葉の意味を全く知らず、そのまま繰り返し唱えながら神父のもとへ走ったと伝えられています。1862年、当該司教は「聖母マリアが真に出現した」と公式に認定しました。

Episode / エピソード・伝承

ルルドの泉では1858年以来現在まで約70件の奇跡的治癒がルルド医学局によって「医学的に説明不可能」として正式認定されています。毎年約500万人の巡礼者が世界中から訪れ、そのうち多くは重病・障害を持つ方々です。ルルドの聖域には複数の大聖堂があり、毎晩行われる「松明の行列(Torchlight Procession)」と聖体行列は何十年にもわたって続けられてきた伝統行事です。

御出現を目撃したベルナデッタは後にヌヴェール愛徳修道会に入り、1879年4月16日に35歳で帰天しました。1933年に教皇ピウス11世によって列聖されています。「ルルドの聖母の記念日」は1907年にローマ典礼暦に加えられ、1992年には教皇ヨハネ・パウロ2世によって2月11日を「世界病者の日」と定め、世界中の病む人々のための祈りの日とされています。

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