聖サラ - The Sacred Secret
聖女

聖サラ

黒いサラ/サラ・カリ/聖マリアたちのしもべサラ
Sainte Sara-la-Kali(仏)/ Saint Sarah the Black(英)/ Sancta Sara(羅)
※ 聖サラの起源については複数の伝承が存在し、歴史的な史料は限られています。ここではロマ(ジプシー)の民に伝わる伝承を中心に紹介します。
◆ 年代1世紀頃(伝承)
◇ 出身地エジプト(伝承)/プロヴァンス(フランス南部)
◆ 祝日5月24日〜25日(巡礼祭)
◇ 守護分野ロマ(ジプシー)の民・旅人・漂泊する人々・アウトサイダー
◆ シンボル
黒いマント 海(上陸の伝承) 蝋燭 色鮮やかな衣
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Life / 生涯

聖サラの伝承は、プロヴァンス地方(南フランス)に伝わる「聖なる海辺の伝説」に由来します。この伝承によれば、キリストの復活後、マグダラのマリア、ヤコブの母マリア、クレオファの妻マリアたちが小舟でパレスチナを離れ、嵐の中、帆も舵もないまま地中海を漂流しました。その一行に従者として加わっていた(またはエジプトに住んでいてその一行を岸で迎えた)のが「黒いサラ」と呼ばれるエジプト出身の女性です。

一行はやがて現在のフランス・プロヴァンス地方、カマルグの地サント=マリー=ド=ラ=メールに上陸したとされています。サラはいくつかの伝承ではこの上陸地に既に住んでいたロマ(遊牧民)の指導者であったとも伝えられ、一行を岸で迎えて世話をしたといいます。

正式にカトリック教会が認定した聖人ではありませんが、サント=マリー=ド=ラ=メールの地下礼拝堂には黒い聖像が安置されており、毎年5月24日〜25日には世界中のロマが集まる大巡礼祭が行われています。聖像は色鮮やかな衣をまとわせて海へと運ばれ、ロマの民がその衣の端に触れながら水中を歩いてサラに祈りを捧げます。

Episode / エピソード・伝承

毎年5月、サント=マリー=ド=ラ=メールには世界各地からロマの人々が集まり、馬、キャラバン、色とりどりの衣装と音楽とともに聖サラを称える祭が行われます。この巡礼は単なる宗教的な行事を超え、ロマ文化そのものの祭典となっており、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

「黒いサラ(Sara-la-Kali)」の「カリ」はロマ語で「黒い」を意味します。社会の周縁に置かれてきたロマの民が、自分たちと同じく「異邦人」として漂流してきた聖人を守護者に選んだことは、疎外された者への神の特別な愛という信仰の深い表れとも受け取られています。カトリック公認の聖人ではありませんが、教会はこの信心を尊重し、地元教会はサラの像を礼拝堂に安置し続けています。

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