メジュゴリエの聖母 - The Sacred Secret
聖母

メジュゴリエの聖母

メジュゴリエの聖母/平和の元后
Our Lady of Medjugorje(英)/ Gospa od Medughorja(クロアチア)/ Regina Pacis(羅:平和の元后)
※ メジュゴリエの出現についてバチカンは2024年9月19日、信仰教理省が「ニヒル・オブスタット(異議なし)」を付与し、巡礼と信心を公式に承認しました。ただし出現の超自然的真正性については判断を留保しており、メッセージは「申し立てられたメッセージ(alleged messages)」として慎重に扱われています。巡礼は「ビジョナリー(出現を見た人々)に会うためではなく、平和の元后マリアと出会うため」に行うよう推奨されています。
◆ 出現1981年6月24日 - 現在(継続中)
◇ 場所ボスニア・ヘルツェゴビナ・メジュゴリエ
◆ 祝日6月25日(出現記念日)
◇ 守護分野平和、回心、和解、家族の絆
◆ シンボル
白衣の聖母ロザリオ平和のメッセージクリジェヴァツ山(十字架の丘)
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About / 出現について

メジュゴリエの聖母は、1981年6月24日にボスニア・ヘルツェゴビナ(当時はユーゴスラビア)のメジュゴリエ村で、6人の若者(ビジョナリー)の前に現れたとされる聖母マリアの出現です。最初に出現したのはヴィツカ・イヴァンコヴィッチ、ミリャナ・ドラギチェヴィッチ、イヴァン・ドラギチェヴィッチ、マリヤ・パヴロヴィッチ、ヤコフ・チョロ、イヴァンカ・イヴァンコヴィッチの6人で、年齢は10代から20代でした。聖母は自らを「平和の元后(Gospa)」と名乗り、回心・祈り・断食・ロザリオ・ミサ・聖書を通じた平和への招きを中心とするメッセージを伝え続けているとされています。

出現は1981年から現在まで継続しており、一部のビジョナリーには今日も日々の出現があるとされています。この継続性は他の主要なカトリック聖母出現地(ルルド・ファティマなど)にはない特徴です。出現の場所としてはポドブルド丘(出現の丘)とクリジェヴァツ山(十字架の丘)が巡礼の中心となっており、これまでに世界中から約4000万人以上が訪れたとされています。

Episode / エピソード・伝承

メジュゴリエへの巡礼は1981年の出現開始直後から始まり、当時の共産主義政権ユーゴスラビアの当局による弾圧にもかかわらず急速に広まりました。出現地の近くにある聖ヤコブ教会では、多くの司祭が連日告解を受け、劇的な回心の証言が数多く記録されています。特に麻薬依存症・アルコール依存症からの回復、家族の和解、信仰の回復といった精神的な奇跡の報告が世界各地から寄せられています。

2024年9月19日、バチカンの信仰教理省は15年以上に及ぶ調査を経て「ニヒル・オブスタット」を付与し、メジュゴリエでの信心と巡礼を公式に承認しました。これはバチカンが今日も継続中の出現に対して与えた前例のない積極的な承認であり、世界中のカトリック信者から大きな注目を集めました。ただし出現そのものの超自然的真正性の認定はなされておらず、メッセージも「申し立てられたもの」として慎重に扱うよう求められています。メジュゴリエは今日も世界最大級のカトリック巡礼地の一つであり続けています。

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