聖ジェンマ・ガルガーニ - The Sacred Secret
聖女

聖ジェンマ・ガルガーニ

ルッカの宝石/受難の娘
Sainte Gemma Galgani(仏)/ Saint Gemma Galgani(英)/ Gemma Umberta Maria Galgani(本名)
◆ 年代1878年3月12日〜1903年4月11日(享年25歳)
◇ 出身地カミリャーノ(現イタリア・トスカーナ州ルッカ県)
◆ 祝日4月11日(帰天日・聖土曜日)
◇ 守護分野学生・薬剤師・背中の痛み・頭痛・偏頭痛・親を亡くした人・純潔・結核
◆ シンボル
聖痕(手・足・心臓) 十字架(受難への参与) ユリ(純潔) パッション派修道服
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Life / 生涯

1878年3月12日、イタリア・トスカーナ州ルッカ近郊に生まれました。父は薬剤師でしたが、一家は苦しい経済状態で、ジェンマが7歳のときに母が結核で死去。続いて兄も同じ病で他界します。幼いころから祈りに深く傾倒し、学校では優秀な成績を収めました。16歳のとき脊髄髄膜炎を発症し重篤となりますが、聖ガブリエル・ポセンティと聖マルガリータ・マリア・アラコックへの祈りを通じて奇跡的に回復します。パッション派修道会への入会を志しますが、健康上の理由で断られ続けました。

1899年6月8日、聖心の祝日の前夜、21歳のジェンマは突然手・足・心臓に激しい痛みと出血を体験します。これがキリストの受難の傷、聖痕の始まりでした。毎週木曜の夜に聖痕が現れ、金曜の午後または土曜の朝に消えるという状態が繰り返されます。告白師の勧めで傷の消失を祈ったところ傷は消えましたが白い痕は残りました。1903年1月、結核と診断され、聖週間に病状が急激に悪化。1903年4月11日、聖土曜日の朝に25歳で静かに帰天しました。1940年に教皇ピウス12世によって列聖。遺体はルッカの聖ジェンマ聖堂に安置されています。

Episode / エピソード・伝承

ジェンマは「苦しむことを学ばなければ、愛することを学べない」という言葉を残しています。聖マキシミリアン・コルベ神父はナガサキ滞在中にポーランドの修道院からジェンマの伝記を取り寄せて繰り返し読んだことで知られており、彼女への篤い崇敬が広まりました。また悪霊との闘いも伝えられており、悪魔がジェンマの自伝草稿を燃やそうとしたという逸話が残っています。ジェンマの生涯は「短く・貧しく・苦しみに満ちた」ものでしたが、その純粋な愛と信仰の深さは今日も多くの人を惹きつけ、ルッカには世界中から巡礼者が訪れます。

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