聖カタリナ(スウェーデン) - The Sacred Secret
聖女

聖カタリナ(スウェーデン)

カタリナ・ウルフスドッテル/ヴァドステナのカタリナ
Sainte Catherine de Suède(仏)/ Saint Catherine of Sweden(英)/ Katarina Ulfsdotter(スウェーデン語)
◆ 年代 1331年/32年頃〜1381年3月24日(享年約50歳)
◇ 出身地 スウェーデン(ウルヴァーサ城)
◆ 祝日 3月24日
◇ 守護分野 流産防止・妊婦・未亡人・処女・聖ブリジット修道会(ブリジット会)員
◆ シンボル
雌鹿(誘拐から守護した奇跡) ユリ(純潔) ブリジット会修道服 書物(修道会会則)
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Life / 生涯

1331年頃、スウェーデンの貴族ウルフ・グドマルソンと聖ブリジット(スウェーデン)の第四子として生まれました。7歳でリセベルクのシトー会修道院に預けられ敬虔な教育を受けます。13〜14歳のとき父の命令でドイツ系貴族エッガート・フォン・キュルネンと結婚しますが、夫婦は共に純潔の誓いを立てて精神的な伴侶として過ごします。1350年の聖年に母ブリジットに会うためローマへ渡り、以後25年間母と共にローマ・聖地を巡礼します。夫はスウェーデンで亡くなり、カタリナは未亡人としてローマに留まりました。

1373年に母ブリジットが帰天すると、遺体をスウェーデンへ運び帰り、母が創設したヴァドステナ修道院(ブリジット会)に葬ります。カタリナはその修道院長となり、母の創設したブリジット会の会則の教皇承認と、母の列聖を求めてローマに5年間滞在しました。教皇ウルバヌス6世から会則の承認を得ることに成功し(1378年)、帰国後まもなく1381年3月24日に帰天しました。1484年に教皇インノケンティウス8世によって列聖が認められました。

Episode / エピソード・伝承

ローマ滞在中、不届きな貴族がカタリナを誘拐して強制結婚させようとしました。サン・セバスティアーノ教会へ向かう道で男が現れたとき、突然一頭の雌鹿(牝鹿)が現れて男の注意を引きつけ、カタリナは難を逃れました。男はその後も諦めず別の機会を狙いましたが、神の裁きで盲目にされ、カタリナたちの祈りによって視力を回復したと伝えられています。この伝説から雌鹿がカタリナのシンボルとなっています。

カタリナと聖カタリナ(シエナ)は共にローマで深い友情を築きました。両者ともに教会大分裂の危機においてローマ教皇ウルバヌス6世を支持し、アヴィニョンの対立教皇に反対して活躍したことで知られています。カタリナは流産防止・妊婦の守護聖人として特に篤く崇敬されており、妊娠に悩む女性たちに彼女への執り成しを求める祈りが今も広く用いられています。

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