聖人

聖バシリウス(大聖)

バジル・ザ・グレート/カイサリアのバシレイオス
Saint Basile le Grand(仏)/ Saint Basil the Great(英)/ Basilius Magnus(羅)
◆ 年代 330年頃〜379年1月1日
◇ 出身地 カエサレア・マザカ(現トルコ、カッパドキア地方)
◆ 祝日 1月2日
◇ 守護分野 修道者・病院管理者・改革者・教育・典礼・ロシア・カッパドキア
◆ シンボル
巻物・書物 鳩(聖霊) 司教の祭服 司教冠
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Life / 生涯

329年頃、現在のトルコに位置するカッパドキア地方カエサレアの名家に生まれました。父・聖バシリウス長老、母・聖エンメリア、祖母・聖マクリナ長老女など、家族の多くが聖人として列聖されるほどの信仰深い一家でした。コンスタンティノープルとアテネで学び、アテネ留学中に生涯の友となる聖グレゴリオ・ナジアンズと出会います。

帰国後は修辞学を教えていましたが、姉聖マクリナの影響を受けて修道生活へと転向。エジプト・シリアの修道院を巡訪し、アンネシに修道共同体を設立します。この共同体のために著した「バシリウスの規則」は、東方修道制の根幹をなす規則書として今日まで受け継がれています。370年にカエサレアの司教に就任すると、「バシレイアス」と呼ばれる施設群を創設。病院・宿泊所・孤児院・貧民救済所を一体化した組織的な慈善事業は、キリスト教の社会福祉活動の先駆けとなりました。

神学的にはアリウス異端に断固として立ち向かい、三位一体の正統教義の確立に決定的な役割を果たします。アリウス派を支持するヴァレンス皇帝からの圧力にも屈せず、「あなたはまだ司教と話したことがなかったのでしょう」と言い返したという逸話が残っています。379年1月1日(または2日)、49歳頃でこの世を去りましたが、その死はユダヤ人・異教徒・外国人までが悼んだと伝えられています。

Episode / エピソード・伝承

東方正教会では1月1日を「聖バシリウスの日」として祝い、ギリシャでは「サンタクロース」ならぬ「アギオス・ヴァシリス(聖バシリウス)」が新年に子供たちへ贈り物を持ってくる習慣があります。また、貧しい人々に金貨を届けるため、パンの中に金貨を焼き込んだ「ヴァシロピタ(聖バシリウスのパン)」という新年のお菓子の伝統も彼の逸話に由来します。

教皇ピウス5世によって1568年に教会博士(カトリック)に宣言され、聖ヨハネ・クリゾストモ、聖グレゴリオ・ナジアンズと共に「三人の聖なる階層者(聖三聖師)」として東方教会では特別な崇敬を受けています。「バシリウスの奉神礼(典礼)」は今も東方教会で年に10回執り行われます。

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