聖マインラッド(アインジーデルン) - The Sacred Secret
聖人

聖マインラッド(アインジーデルン)

マインラートゥス/「おもてなしの殉教者」
Saint Meinrad d'Einsiedeln(仏)/ Saint Meinrad of Einsiedeln(英)/ Meinradus Einsiedlensis(羅)
◆ 年代 797年頃〜861年1月21日(享年約64歳)
◇ 出身地 ゾルゲン(現ドイツ、シュヴァーベン地方)
◆ 祝日 1月21日
◇ 守護分野 もてなし・修道者・隠修士・アインジーデルン修道院
◆ シンボル
2羽のカラス(殺人者を追う) 棍棒(殉教の道具) ベネディクト会の修道服 聖母マリア像
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Life / 生涯

797年頃、現ドイツのシュヴァーベン地方に生まれました。ホーエンツォレルン伯爵家の一族とも伝えられ、コンスタンツ湖のライヒェナウ島にあるベネディクト会の修道院で学び、修道士・司祭となります。修道院での教師職を経て、より深い孤独と祈りを求めてエッツェル山の山腹に最初の隠修所を設けました(829年頃)。その際、チューリヒのフラウミュンスター修道院の院長ヒルデガルドから奇跡の聖母マリア像を授かり、共に携えて行きます。

彼の聖性の評判はたちまち広まり、多くの巡礼者・訪問者が訪れるようになります。人の多さを避けてさらに奥深い森の中に移り(835年頃)、現在のアインジーデルン修道院の地に新たな隠修所を築きました。そこで26年間、贈られた物はすべて貧者に施しながら、訪れる人々を温かく迎え入れる生活を続けます。861年1月21日、2人の強盗が「巡礼者が残した宝」を奪おうと彼を訪れますが、宝など何もないと知った怒りから棍棒で打ち殺されました。

Episode / エピソード・伝承

「おもてなしの殉教者(Martyr of Hospitality)」という称号は、自分を殺しに来た強盗たちにさえも温かいもてなしを惜しまなかったマインラッドの精神を象徴しています。伝説では、彼が殺された後、共に暮らしていた2羽のカラスが殺人者たちを追いかけ、最終的にその逃亡を妨げて裁きへと導いたと伝えられています。カラスは彼の図像における最大の特徴となっています。

マインラッドの死後、その隠修所には代々の隠修士が住み続け、934年にベネディクト会修道院「アインジーデルン修道院」が建てられました。彼が携えた聖母マリア像はやがて「アインジーデルンの黒いマドンナ」として知られるようになり(現在の像は15世紀のもの)、中世を通じてドイツ南部・スイス・アルザスから数十万人もの巡礼者が訪れる一大巡礼地となります。カミーノ・デ・サンティアゴ(聖ヤコブの道)の主要なルートにも位置し、今日も年間を通じて巡礼者が絶えません。

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