聖フィデーリス(ジクマリンゲン) - The Sacred Secret
聖人

聖フィデーリス(ジクマリンゲン)

マルクス・レイ(洗礼名)/「貧者の弁護士」・布教聖省最初の殉教者
Saint Fidèle de Sigmaringen(仏)/ Saint Fidelis of Sigmaringen(英)/ Fidelis a Sigmaringen(羅)
◆ 年代1577年〜1622年4月24日(享年44〜45歳)
◇ 出身地ジクマリンゲン(現ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州)
◆ 祝日4月24日
◇ 守護分野弁護士・法律家・ホーエンツォレルン地方・布教聖省(現福音宣教省)
◆ シンボル
棍棒(殉教の道具) 頭の傷(剣による一撃) 十字架 カプチン会修道服
画像準備中 - Image Coming Soon

Life / 生涯

1577年、ドイツ・ジクマリンゲンの市長の息子として生まれ、洗礼名マルクス・レイを受けました。フライブルク大学で哲学・法学博士号を取得し、弁護士として活動します。同僚たちが案件を引き延ばして収入を得る中、フィデーリスは「貧者の弁護士」と呼ばれるほど貧しい人々の側に立って仕事をしていました。世俗の腐敗に嫌気が差し、1612年にカプチン会(フランシスコ会改革派)に入会。修道名「フィデーリス(忠実なる者)」を受けます。病人の世話・説教・告解聴聞に邁進し、フェルトキルヒ修道院長として評判を高めました。

1622年、布教聖省(ローマ)から今日のスイス・グラウビュンデン州での宣教任務を委任されます。当地はツヴィングリ改革派(カルヴァン系)が支配しており、カトリック復帰を求める宣教は命がけの任務でした。同年4月24日、グリュッシュで説教中に暴徒が教会を包囲。逃げ延びた後、追ってきたカルヴァン派の兵士たちに「カルヴァン主義を受け入れなければ殺す」と迫られます。フィデーリスは「私は異端を根絶するために来たのであって、受け入れるためではない」と答え、剣で頭を打たれ、刺し殺され、報復として片足を切り落とされました。1746年に教皇ベネディクト14世によって列聖。

Episode / エピソード・伝承

フィデーリスは殉教前夜から自分の死を予知していたとされています。説教の後、突然沈黙し天を見上げて恍惚状態になり、その日の手紙に「間もなく殉教する修道士フィデーリス」と署名していたと伝えられています。また彼の修道生活の特徴として、夜間何時間もの祈り・聖体の前での徹夜があり、これが日中の精力的な説教と奉仕の源泉でした。「誠実であり続けよ」という彼の名(フィデーリス=忠実)が示す通り、弁護士として貧者に、修道士として神に、宣教師として使命に常に忠実であり続けたその生涯は、後世の宣教師たちの模範とされています。

PICK UP ITEMピックアップ商品

もっと見る
  • メダイのサイズ保管方法

最近チェックした商品

最近チェックした商品はまだありません。