聖ラザロ - The Sacred Secret
聖人

聖ラザロ

ラザロ/ラザルス
Saint Lazarus(英)/ Eleazar(ヘブライ)/ Sanctus Lazarus(羅)
※ 新約聖書には2人のラザロが登場します。一人はヨハネ福音書11章に登場する、イエスに復活させてもらったベタニアのラザロ。もう一人はルカ福音書16章の「金持ちとラザロの喩え話」に出てくる貧しいラザロです。このページは主にベタニアのラザロについて記しますが、守護分野の一部は喩え話のラザロの影響を受けています。
◆ 年代1世紀
◇ 出身地パレスチナ・ベタニア
◆ 祝日12月17日(カトリック)/ 10月17日(東方正教)
◇ 守護分野ハンセン病患者、乞食、墓地管理人、医師、マルタ島(伝承)
◆ シンボル
包帯(墓から蘇った姿)犬(ルカの喩え話より)
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Life / 生涯

ベタニアの聖ラザロはイエス・キリストの親しい友人で、マルタとマリア(マグダラのマリアとは別人とされる)の兄弟として福音書に登場します。ヨハネ福音書11章には、ラザロが病死した後、イエスがベタニアに赴き、墓の前で涙を流し(「イエスは涙を流された」-ヨハネ11:35、新約聖書の中で最も短い一節として知られます)、「ラザロよ、出てきなさい」と呼びかけると、4日間墓に入っていたラザロが包帯に巻かれたまま蘇ったと記されています。

この奇跡はイエスの宣教の頂点を示す出来事として、多くのユダヤ人をイエスへの信仰に向かわせました。一方でこれがサンヘドリン(ユダヤ最高法院)がイエスを殺害しようとする直接のきっかけともなりました。ラザロのその後については聖書に記述がなく、伝承では彼がキプロス島やマルタ島の初代司教になったとも、プロヴァンス(フランス南部)に渡ったとも伝えられています。

Episode / エピソード・伝承

ヨハネ福音書の記述では、イエスがラザロの墓の前でマルタやマリアや群衆と共に涙を流す場面が印象的です。ユダヤ人たちは「ご覧なさい、いかに深く彼を愛しておられたか」と言いました。神の子であるイエスが人間と同じように悲しまれたこの姿は、キリスト教の神学における受肉の神秘を示す象徴的な場面として深く刻まれています。

フランスのプロヴァンス地方には「マルセイユの初代司教はラザロであった」という強い伝承が残っており、マルセイユ大聖堂の地下礼拝堂(サン・ラザール礼拝堂)はその名を冠しています。中世ヨーロッパでは「ラザレット(隔離病棟)」や「サン・ラザール修道会(後の聖ヴィンセントの修道会に継承)」など、病者の救護と関連する施設にラザロの名が多く用いられました。

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