ロレートの聖母 - The Sacred Secret
聖母

ロレートの聖母

ロレートの聖母/ロレートのマリア
Our Lady of Loreto(英)/ Notre-Dame de Lorette(仏)/ Beatissima Virgo Lauretana(羅)
※ ロレートの聖母は、ナザレのマリアの家(聖なる家:Santa Casa)が天使によって運ばれてきたという伝承に基づく聖母信心です。この伝承の歴史的解釈については学術的な議論がありますが、カトリック教会は巡礼地としての信心を公認しています。
◆ 年代聖伝は13世紀以降
◇ 出身地イタリア・マルケ州ロレート
◆ 祝日12月10日
◇ 守護分野航空機乗務員、空軍、パイロット(1920年より)、ロレート(イタリア)
◆ シンボル
聖なる家(Santa Casa)黒い聖母像ロザリオ
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Life / 生涯

ロレートの聖母は、イタリア・マルケ州のロレートの町に伝わる聖母信心です。伝承によれば、パレスチナのナザレにあった聖母マリアの家(聖なる家)が、1291年にクルセイダー(十字軍)の撤退後、まずユーゴスラビアのトルサト(現クロアチア・リエカ近郊)に天使によって運ばれ、その後1294年にロレートの丘の上に安置されたとされています。

ロレートの聖なる家の建物自体は、現在のナザレ聖受胎告知大聖堂の地下礼拝堂の壁に合致するという考古学的・建築学的研究も行われています。一方、近年の研究では、アンジェロ・デ・グアルティエーリ家(「天使」=ギリシャ語でアンゲロス)という有力貴族がナザレから聖遺物や建材を持ち帰ったという説も有力です。いずれにせよ、ロレートは中世以来ヨーロッパ有数の聖地として数百万人の巡礼者を迎え続けており、多くの聖人たちも訪れました。

Episode / エピソード・伝承

歴史上の多くの聖人・著名人がロレートを訪れています。聖フランシスコ・ザビエル、聖ピエトロ・カニシウス、聖アロイシウス・ゴンザーガ、聖フランシスコ・サレジオ、教皇ヨハネ23世など、数え切れないほどの信仰者がここで祈りをささげました。アビラの聖テレジアはロレートに直接行けなかったものの、「できるならロレートの壁の一石になりたい」と語ったといわれています。

1920年、教皇ベネディクトゥス15世はロレートの聖母を「航空機乗務員と空軍の守護聖人」として宣言しました。これはヨーロッパで初めて航空機が実用化されてまもない時代の決定で、空の旅の安全を聖母の保護のもとに置こうとする信心の表れでした。今日でも多くのパイロットがロレートのメダイを身につけています。毎年12月10日の聖なる家の祝日には、ロレートで大規模な巡礼が行われます。

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