アトーチャの聖なる幼子イエス - The Sacred Secret
イエス・キリスト

アトーチャの聖なる幼子イエス

サント・ニーニョ・デ・アトーチャ/聖幼子イエス(アトーチャ)
Santo Niño de Atocha(西)/ Holy Child of Atocha(英)
◆ 年代中世スペイン(起源)
◇ 出身地スペイン・アトーチャ(現マドリード)
◆ 祝日正式な祝日なし(各地の祭礼日に祝われる)
◇ 守護分野捕虜・囚人、旅人・巡礼者、鉱夫、迷子・行方不明者、病人
◆ シンボル
巡礼者の帽子杖(スタッフ)水のひょうたんパンの籠ホタテ貝(巡礼の印)
画像準備中 - Image Coming Soon

Life / 生涯

アトーチャの幼子イエスの信仰は、中世スペインのアトーチャ地区(現在のマドリード)に起源を持つマリア信仰と深く結びついている。「アトーチャの聖母」として崇敬されていた像に添えられた幼子イエスの像が、やがて独自の信仰対象として発展した。

伝承によれば、レコンキスタ(国土回復運動)の時代、ムスリムの支配下でキリスト教徒が捕虜となっていた頃、12歳以下の子どもだけが捕虜に食べ物を届けることを許されていた。信者たちが聖母に祈ると、どこからともなく小さな巡礼者の姿をした子どもが現れ、囚人たちにパンと水を届けたという。人々は像の幼子イエスの靴が夜ごとすり減っていることに気づき、夜な夜な村々を歩いて助けを求める人のもとへ赴いているのだと信じた。

信仰はスペインから17世紀以降にメキシコ・ハリスコ州やニューメキシコ州チマヨなどに伝わり、特に中南米で広く崇敬されている。メキシコのサカテカス州プラテロスとニューメキシコ州チマヨが主要な聖地となっている。

Episode / エピソード・伝承

巡礼者たちは、像の幼子イエスのために小さな靴を奉納する習慣が今も続いている。これは幼子が夜ごと困っている人のもとへ歩き回り、靴をすり減らしているという伝承に由来する。

アトーチャの幼子イエスは、鉱夫や旅人、行方不明者の守護として特に篤く信仰されてきた。スペイン植民地時代の銀山労働者たちも、危険な労働の中でこの幼子イエスの加護を求めた。一度も空になることのない籠と水のひょうたんは、神の摂理と尽きることのない恵みを象徴している。

PICK UP ITEMピックアップ商品

もっと見る
  • メダイのサイズ保管方法

最近チェックした商品

最近チェックした商品はまだありません。