ウィンチェスターの聖エドバーガ - The Sacred Secret
聖女

ウィンチェスターの聖エドバーガ

エドバーガ/エドブルガ/エアドブルフ
Saint Edburga of Winchester(英)/ Sancta Eadburga(羅)
◆ 年代921年頃 - 960年6月15日
◇ 出身地ウィンチェスター(ウェセックス王国・イングランド)
◆ 祝日6月15日
◇ 守護分野ウィンチェスター、パーショア修道院
◆ シンボル
修道服 写本・書物 洗濯(仕える姿)
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Life / 生涯

エドバーガはイングランド王エドワード長老(エドワード1世)と王妃エアドギフの娘として921年頃に生まれました。彼女の父方の祖父はかの聖アルフレッド大王です。王族の姫として宮廷に育ちながらも、幼い頃から修道生活への召命を感じ、3歳のときウィンチェスターの聖マリア修道院(ヌナミンスター)に奉納されました。12世紀の伝記作家オズバートの記録によれば、幼いエドバーガは王冠や宝石よりも十字架や聖書を選んだという伝説があります。

修道院でベネディクト会の修道女として成長したエドバーガは、優れた書家(カリグラファー)として知られ、その知性と謙遜さ、そして修道姉妹たちへの奉仕の精神によって広く尊敬されました。やがて修道院長となり、960年6月15日に帰天しました。30歳に満たない若さでの死でしたが、彼女の墓では多くの奇跡が起きたとされ、崇敬が広まりました。972年にはパーショア修道院(ウスタシャー)が彼女の遺物を入手して再奉献されました。

Episode / エピソード・伝承

聖エドバーガにまつわる最も印象的な伝承のひとつは、彼女が夜ひそかに修道院の通路を歩き回り、姉妹たちの靴や衣類を洗っていたというものです。王族の出身でありながら、最も卑しいとされる仕事を喜んで担うその姿が「真の謙遜」の象徴として語り継がれています。

彼女の祝日に関するもっとも古い記録は10世紀の暦(ソールズベリー詩篇書)に見られ、972年にはイングランド王エゼルレッドが彼女の聖遺物の移送に関わる文書に署名しています。ウスタシャーのパーショア修道院は彼女の名をとって再奉献され、中世を通じて巡礼の中心地となりました。

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