使徒聖シモン - The Sacred Secret
聖人

使徒聖シモン

シモン・ゼーロット/シモン・カナン
Saint Simon the Apostle(英)/ Sanctus Simon Apostolus(羅)
◆ 年代1世紀(生没年・殉教地不詳)
◇ 出身地カナ(ガリラヤ)説/パレスチナ
◆ 祝日10月28日
◇ 守護分野皮なめし職人、製材業者、ガラス職人、織物職人
◆ シンボル
鋸(殉教の刑器) 魚(漁師の象徴) 書物
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Life / 生涯

使徒シモンはイエスの12使徒の一人ですが、新約聖書における記述は非常に限られています。共観福音書(マタイ10:4、マルコ3:18、ルカ6:15)および使徒言行録1:13に名前が挙げられているだけです。「ゼーロット(熱心党員)」という称号が添えられており(ルカ6:15、使徒1:13)、これはユダヤにおけるローマ支配に強く抵抗した政治的・宗教的過激派グループの出身であることを示すとも、「信仰に熱心な者」という意味に過ぎないとも解釈されます。ペトロ(シモン・ペトロ)と区別するため「ゼーロット」または「カナン人」という修飾がついています。

ペンテコステ(聖霊降臨)の後の活動については、初期の教会史料でも一致しません。エジプト・ペルシア・エチオピア・アルメニアでの伝道を伝える伝承があり、鋸で切断されて殉教したとする伝承が最も広く知られています(このシンボルとして鋸が用いられます)。別の伝承では晩年まで長生きしたともされており、確実なことはほとんど不明です。

Episode / エピソード・伝承

シモンは「熱心者」という称号が示すように、何事にも情熱的に向かう人物像として伝えられています。ペルシアでの宣教中、ゾロアスター教の神官との対決でキリストの名による奇跡を行い、多くの人を改宗させたと伝えられています。鋸による殉教の伝承はヨーロッパ中世美術で定着し、彼の像には常に鋸が添えられています。

10月28日の祝日は使徒タダイ(ユダ)と同日ですが、シモンは単独の使徒として崇敬されています。ローマのサン・ピエトロ大聖堂には彼の遺物の一部が保管されているとされており、フランスのトゥールーズ大聖堂も遺物を主張しています。

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