聖母

モンタッレグロの聖母

マドンナ・ディ・モンタッレグロ
Madonna di Montallegro(伊)/ Our Lady of Montallegro(英)
◆ 年代出現:1557年7月2日
◇ 出身地ラパッロ近郊(イタリア・リグーリア州ジェノヴァ県)
◆ 祝日7月2日
◇ 守護分野ラパッロ市の守護・航海者・漁師・病者・旅人
◆ シンボル
山頂の聖堂 ビザンティン様式の聖母像(ビギョリのアイコン) リグーリア海
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Life / 生涯

「モンタッレグロの聖母(Madonna di Montallegro)」は、イタリア・リグーリア州のリゾート地ラパッロ近郊の山(標高612メートル)に鎮座する聖母です。1557年7月2日の夜明け前、地元の農民ジョヴァンニ・ケッキーノ(Giovanni Chichino)がこの山を歩いていると、聖母マリアが現れ、ビザンティン様式の聖母像を与えながら「この場所に礼拝堂を建てなさい」と告げました。

翌朝、ジョヴァンニはラパッロに下り市当局に報告しました。聖母が贈った聖像は7月2日の朝に山の頂上で発見され、ラパッロの教会に運ばれましたが、不思議なことに翌朝には元の山頂の場所に戻っていたと伝えられています。この奇跡が信仰の証とされ、市民たちはその場所に礼拝堂を建立しました。現在の聖堂は1558年に完成し、その後何度か拡張されました。

Episode / エピソード・伝承

モンタッレグロの聖母には航海者や漁師の守護者としての側面もあり、リグーリア海に面したこの地域の漁業共同体から特別な崇敬を受けてきました。現在でも毎年7月2日と3日に大きな祝祭が行われ、花火や行列が催されます。聖母像は全身金箔で覆われた木製の板絵で、その様式はビザンティン芸術の影響を明確に示しています。

聖堂への道は徒歩の巡礼路のほかロープウェイでもアクセスでき、リグーリア海岸の絶景を望む聖地として観光客にも広く知られています。ラパッロ市はこの聖母をもって市の守護とし、今日も聖母への信心がこの海岸の町の精神的核となっています。

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