ペルボワサンの聖母 - The Sacred Secret
聖母

ペルボワサンの聖母

ノートルダム・ド・ペルボワサン
Notre-Dame de Pellevoisin(仏)/ Our Lady of Pellevoisin(英)
◆ 年代出現:1876年2月14日〜12月8日(15回)
◇ 出身地ペルボワサン(フランス・アンドル県)
◆ 祝日2月13日(慣習的)
◇ 守護分野病者の回復・スカプラリオの信心・聖心への信仰・フランス
◆ シンボル
聖心のスカプラリオ 白い衣の聖母 慈悲の手(指から恵みが流れる)
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Life / 生涯

1876年、フランス中部アンドル県の小村ペルボワサン(Pellevoisin)で、33歳のエステル・ファゲット(Estelle Faguette)という女性が聖母の出現を体験しました。彼女は肺結核・急性腹膜炎・腹部腫瘍を患い、医師からも余命わずかと診断されていました。

1876年2月14日の夜から、聖母が15回にわたって彼女の前に現れ始め、第5回目の出現後には病気が完全に癒されました。聖母は白い衣をまとい、胸に聖心のスカプラリオを着け、「わが娘よ、恐れることはありません」と語りかけたとされます。この出現は1878年にブールジュ大司教によって認可され、後にレオ13世教皇も巡礼者への免罪符を承認するなど、カトリック教会から公式な好意的評価を受けました。

Episode / エピソード・伝承

出現の特徴的な点は、聖母が「聖心のスカプラリオ」の普及を強く求めたことです。このスカプラリオは白い布に聖心の像が刺繍されたもので、聖母はこれを着ける者に恵みを約束しました。1876年12月8日(無原罪の御宿りの祝日)の最後の出現では、聖母が手を差し伸べると指先から様々な恩寵の名が書かれた雨粒が降り注いだとエステルは証言しています。

ペルボワサンの聖母は「全能の慈母(Notre-Dame Toute Misericordieuse)」とも呼ばれます。2024年、信仰教義省は同聖地への信心に「ニヒル・オブスタット(異議なし)」を与え、現代においても教会が継続して好意的に評価していることが確認されました。

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