フルヴィエールの聖母 - The Sacred Secret
聖母

フルヴィエールの聖母

ノートルダム・ド・フルヴィエール
Notre-Dame de Fourviere(仏)/ Our Lady of Fourviere(英)
◆ 年代礼拝堂の創建:1168年 / 現バシリカ:1872〜1896年
◇ 出身地リヨン(フランス・オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏)
◆ 祝日9月8日(聖母の誕生)
◇ 守護分野リヨン市・フランス・疫病や戦禍からの守護
◆ シンボル
丘の上のバシリカ 黄金の聖母像(塔頂部) ロウソク(12月8日の燈明祭)
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Life / 生涯

「フルヴィエールの聖母(Notre-Dame de Fourviere)」は、フランス第2の都市リヨンの守護聖母です。「フルヴィエール(Fourviere)」とはラテン語「Forum Vetus(古い広場)」が訛ったもので、かつてローマ時代の都市施設が置かれた丘の名前です。この丘の頂上に、リヨンを一望する壮麗なバシリカが建っています。

フルヴィエールの丘での聖母信心は1168年に礼拝堂が建てられたことに始まります。1643年、リヨンがペストに苦しんでいた際、市の指導者たちは聖母の前に誓願を立て、毎年9月8日に参拝し銀の蝋燭を奉納することを約束しました。疫病が終息したとき、この誓いは守られ、以来この伝統が続きました。現在のバシリカは1872年から1896年にかけて建設されたビザンティン=ロマネスク様式の建築で、リヨンのシンボルとなっています。

Episode / エピソード・伝承

リヨンでは毎年12月8日(無原罪の御宿りの祝日)に「燈明祭(Fete des Lumieres)」が開催されます。この伝統の起源は1852年にさかのぼります。バシリカの塔頂部に黄金の聖母像を設置する計画が予告されていたこの日、市民たちが聖母への感謝として自発的に窓にロウソクを灯したことが始まりです。今日では国際的な光の芸術祭として発展し、世界中から数百万人が訪れます。

フルヴィエールのバシリカはまた、イエズス会の創立者聖イグナチオ・デ・ロヨラや多くの宣教師が出発前に祈りを捧げた場所でもあります。「フルヴィエールのヴォー(誓願)」という言葉は、フランスのカトリック信仰の中に深く根づいた表現となっています。

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