聖母

バヌーの聖母

貧者の聖母/ノートルダム・ド・バヌー
Notre-Dame de Banneux(仏)/ Our Lady of Banneux(英)/ Our Lady of the Poor(英)
◆ 年代出現:1933年1月15日〜3月2日(8回)
◇ 出身地バヌー(ベルギー・リエージュ県)
◆ 祝日1月15日(慣習的)
◇ 守護分野貧者・病者・すべての国の人々・苦しむ者への慰め
◆ シンボル
泉・湧き水 白衣・青い帯の聖母 ロザリオ
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Life / 生涯

「バヌーの聖母(Notre-Dame de Banneux)」は「貧者の聖母」とも呼ばれ、ベルギー南部リエージュ県の小村バヌーで1933年1月から3月にかけて11歳半の少女マリエット・ベコの前に現れた聖母マリアへの称号です。マリエットは7人きょうだいの長女で、家庭は貧困の中にありました。

1933年1月15日の夜、弟が帰るのを窓越しに待っていたマリエットは、庭に輝く光の中に白い衣と青い帯を着け右手にロザリオを持つ美しい女性の姿を見ました。その後8回にわたる出現の中で、聖母は自ら「わたしは貧者の聖母です」と名乗り、庭の近くの泉へと彼女を導いて「この泉はわたしのものです。あらゆる国の人々のために、病人を癒やすために取っておかれています」と告げました。1949年8月22日、リエージュ司教が出現を正式に認可しました。

Episode / エピソード・伝承

出現の際、聖母はマリエットに「苦しむすべての人を和らげるために来ました」「わたしを信じなさい、そうすればわたしもあなたを信じます」と語りかけたと伝えられています。出現後、泉での癒やしの報告が多数届き、バヌーは巡礼地として急速に発展しました。

バヌーの聖母信心の特徴は、特定の国や民族ではなく「あらゆる国の人々」への普遍的なメッセージにあります。同じ1933年にベルギーのボーランでも聖母出現が認可されており、20世紀のベルギーにおける重要なマリア信心として、バヌーの聖母は今日も多くの巡礼者を集めています。

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