教皇

教皇レオ13世

レオ13世/ヴィンチェンツォ・ジョアッキーノ・ペッチ
Papa Leone XIII(伊)/ Pope Leo XIII(英)/ Leo PP. XIII(羅)
※ 教皇レオ13世はカトリック教会において列聖されていない教皇です。本ページは偉大な業績を後世に伝える教皇伝記として作成しています。
◆ 年代1810年3月2日 - 1903年7月20日(享年93歳)
◇ 出身地カルピネート・ロマーノ(イタリア)
◆ 在位1878年2月20日 - 1903年7月20日(第257代教皇)
◇ 主な業績回勅「レルム・ノヴァルム」・ロザリオ信心・トミズム振興
◆ シンボル
教皇冠(ティアラ) ロザリオ(ロザリオ教皇と呼ばれた) 「レルム・ノヴァルム」
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Life / 生涯

レオ13世(本名ヴィンチェンツォ・ジョアッキーノ・ペッチ)は、1810年3月2日にローマ近郊のカルピネート・ロマーノで生まれました。1837年に司祭に叙階された後、ベルギー教皇大使・ペルージア司教などを歴任し、1853年に枢機卿に任命されました。1878年2月20日、前任のピウス9世の後を継いで第257代ローマ教皇に選出されました。

在位期間は1878年から1903年の25年に及び、93歳で死去するまで教皇職を全うしました。レオ13世の時代は産業革命による労働者問題が深刻化していた時期で、彼は1891年に画期的な社会教書「レルム・ノヴァルム(新しい事態)」を発表し、労働者の権利・正当な賃金・労働組合の権利を支持しつつ、社会主義と無制限の自由主義を共に退けるカトリック社会教義の基礎を築きました。

Episode / エピソード・伝承

レオ13世はロザリオの信心普及に特別な情熱を注ぎ、毎年10月にロザリオの信心を呼びかける回勅を発し続けたことから「ロザリオの教皇」と呼ばれました。また聖トマス・アクィナスのスコラ哲学(トミズム)の復興を推進し、信仰と理性の調和を現代に示そうとしました。1893年には聖書研究に関する「プロビデンティッシムス・デウス」を発表するなど、神学・哲学・社会教義の各分野で多数の重要な文書を残しました(在位中に86の回勅を発布)。

彼の死後、遺骸はサン・ピエトロ大聖堂に一時安置されましたが、1924年にラテラン大聖堂(彼が司教座を持っていた聖堂)に移されました。今日もレオ13世はカトリック社会教義の創始者として高く評価されており、教皇フランシスコや現教皇レオ14世もその精神的後継者であることを明示しています。

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