聖人

聖ボネ

ボニトゥス・ド・クレルモン/ボネ/ボニト
Saint Bonitus of Clermont(英)/ Saint Bonet(仏)/ Sanctus Bonitus(羅)
◆ 年代623年頃 - 706年
◇ 出身地オーヴェルニュ(フランス)
◆ 祝日1月15日
◇ 守護分野クレルモン・リヨン・奴隷解放・脚の病(痛風)・為政者
◆ シンボル
司教冠 司牧杖 修道院
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Life / 生涯

聖ボネ(聖ボニトゥス・ド・クレルモン)は、623年頃にフランス・オーヴェルニュ地方のローマ系貴族の家庭に生まれました。文法・修辞・ローマ法の高等教育を受けた後、メロヴィング朝の宮廷に仕え、シゲベルト3世の宰相として重要な地位を占めました。その後マルセイユ地方の知事を経て、兄弟である聖アヴィトゥスの後を継ぎ689年頃にクレルモン司教に就任しました。

しかし自身の選出方法に疑念を抱いたボネは、司教職を辞してマングリュー修道院に隠遁し、祈りと苦行の生活を送りました。その後ローマへ巡礼の旅に出て、702年頃にリヨンで帰路の途中に亡くなりました。712年に遺骨が移転された際には奇跡が起き、オーヴェルニュ地方を中心に深い崇敬を集めました。

Episode / エピソード・伝承

聖ボネは在世中から奴隷の解放に熱心に取り組み、自らの財産を使って多くの奴隷を買い取り自由にしたと伝えられています。また病人・孤児・貧者への援助を惜しまず、聖堂や修道院の建設にも取り組みました。彼を親友とするメロヴィング王シゲベルト3世(後に聖人に列せられる)との交流も記録されています。

現在もピュイ=ド=ドーム県(クレルモン周辺)の17か所の教会が聖ボネを守護者として崇敬しており、フランス南部では今も親しまれている聖人です。彼の名はフランスの地名「サン=ボネ」として各地に残っています。

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