聖ハインリヒ2世 - The Sacred Secret
聖人

聖ハインリヒ2世

ハインリッヒ2世/ヘンリー2世
Sankt Heinrich II.(独)/ Saint Henry II(英)/ Sanctus Henricus II(羅)
◆ 年代973年5月6日 - 1024年7月13日
◇ 出身地バイエルン公国(現ドイツ)
◇ 祝日7月13日
◆ 守護分野子のない夫婦・身体障がい者・バンベルク司教区・バーゼル・ベネディクト会協力者・為政者・公爵・王
◆ シンボル
皇帝の冠・笏 バンベルク大聖堂 バイエルン公の盾
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Life / 生涯

聖ハインリヒ2世(Heinrich II)は、973年5月6日にバイエルン公国(現ドイツ)で生まれたオットー朝最後の神聖ローマ皇帝です。幼少期からキリスト教的な教育を受け、ヒルデスハイムの大聖堂学校で学んだ後、レーゲンスブルク司教ヴォルフガング(後に列聖)のもとで深い信仰形成を受けました。1002年にドイツ王となり、1014年に教皇ベネディクトゥス8世によって神聖ローマ皇帝として戴冠されました。

ハインリヒは教会改革(クリュニー改革)を積極的に後押しし、修道院の再建・新設に多くの資源を注ぎました。なかでもバンベルク司教区の創設(1007年)は彼の最大の宗教的業績のひとつで、バンベルク大聖堂には今も彼と妻クネグンデの墓廟が安置されています。1024年に世継ぎなく没し、オットー朝の男系は彼をもって断絶しました。

Episode / エピソード・伝承

聖ハインリヒとその妻クネグンデ(こちらも後に列聖)は生涯純潔を守ったと伝えられており、子を授からなかった夫婦への守護聖人とされています。伝承によれば、ある夜ハインリヒが重篤な病に苦しんでいると、ベネディクトゥス修道院長聖ウルリヒ・フォン・アウクスブルクが夢に現れ、天秤で彼の業績の重さを量り「問題ない」と告げたとされています。

また修道士になることを望んでいたハインリヒが修道院に入ろうとしたとき、修道院長が「帝国と教会への奉仕こそあなたの使命」と説いて引き留めたという伝承もあります。聖ハインリヒ2世は神聖ローマ帝国の歴代皇帝の中で唯一列聖された人物として、カトリック信仰の中でも特別な位置を占めています。

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