聖ホノラトゥス - The Sacred Secret
聖人

聖ホノラトゥス

オノラ・ダルル/レランスのホノラトゥス
Saint Honoratus of Arles(英)/ Saint Honorat(仏)/ Sanctus Honoratus(羅)
◆ 年代350年頃 - 429年1月6日
◇ 出身地北ガリア(フランス北部)
◆ 祝日1月16日
◇ 守護分野干ばつ・雨・不運からの守護・修道者・レランス修道院
◆ シンボル
レランス島の修道院 岩から湧き出る水 司教の外衣
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Life / 生涯

聖ホノラトゥス(Saint Honorat)は、350年頃に北ガリア(現フランス北部)のローマ系上流貴族の家庭に生まれました。若くしてキリスト教に回心した後、兄ヴェナンティウスとともに東方の修道者の生活に倣う隠修士の道を求め、南フランスへ向かいました。ヴェナンティウスがギリシャで客死した後も、ホノラトゥスは南仏カンヌ沖の小島レランス(現在のサン=トノラ島)に渡り、410年頃に修道院を創設しました。

レランス修道院は急速に発展し、5〜6世紀のガリア教会において最も重要な修道の中心地のひとつとなりました。後にアルルの大司教となるオノラトゥスは、聖ルプス・ド・トロワ・聖エウケリウス・聖ヒラリウス・聖パトリキウス(アイルランドの守護聖人)なども修道院の門下に迎え、欧州全土に影響を与えた霊的指導者となりました。429年1月6日に亡くなりました。

Episode / エピソード・伝承

島での修道生活を始めたとき、島には毒蛇が多く、人が住める状態ではありませんでした。伝承によれば、ホノラトゥスが祈りを捧げると蛇たちは島から去り、修道者が安全に住めるようになったとされています。また岩を打つと清水が湧き出た奇跡も伝えられています。

レランス修道院は今も現存しており(現在はシトー会修道士が住む)、ヨーロッパ最古の修道院のひとつとして知られています。聖ホノラトゥスは「修道院の父」「教会の宝」と呼ばれ、ガリア教会史において重要な位置を占める人物です。アイルランドの聖パトリキウス(聖パトリック)がここで修行したとする伝承もあります。

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