ボンスクールの聖母 - The Sacred Secret
聖母

ボンスクールの聖母

ノートルダム・ド・ボンスクール
Notre-Dame de Bon-Secours(仏)/ Our Lady of Good Help(英)/ Nostra Domina Boni Auxilii(羅)
◆ 年代信仰の起源:13世紀以降
◇ 出身地フランス・ベルギー・カナダ各地(同名の聖地が複数存在)
◆ 祝日-(慣習的に3月第2主日に記念する地域あり)
◇ 守護分野困難にある人々・病人・航海者・孤児・貧者への援助
◆ シンボル
差し伸べられた手 聖母の外套(マント) 幼子イエス
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Life / 生涯

「ボンスクールの聖母(Notre-Dame de Bon-Secours)」は「よき助けの聖母」を意味するフランス語の称号で、苦難の中にある人々に助けをもたらす聖母マリアへの信心を表します。「Bon-Secours(ボンスクール)」はフランス語で「善い救い・よき援助」の意味です。

この称号をもつ聖地はフランス・ベルギー・カナダなど各地に複数存在しており、とりわけカナダ・ケベック州モントリオールの「ボン・スクール礼拝堂(Chapelle Notre-Dame-de-Bon-Secours)」が世界的に有名です。1771年に建てられたこの礼拝堂は「船乗りの礼拝堂」とも呼ばれ、航海から帰還した船員たちが奉納した模型船で内部が飾られています。ルイジアナ州では「速やかな救いの聖母(Our Lady of Prompt Succor)」と同一視されることもあります。

Episode / エピソード・伝承

ヨーロッパのアンティークメダイには、この称号の聖母像が多く登場します。様式としては両腕を広げてマントで人々を包み込む姿(「慈悲の聖母」と共通)や、幼子イエスを抱きながら助けを求める者へ手を差し伸べる姿が典型的です。

「ボン・スクール(よき助け)」の信心は、人生の苦境 - 病気・貧困・航海の危険・孤独 - において聖母の執り成しを求める庶民の信仰から育まれてきました。その親しみやすい呼びかけの言葉は、今日も世界各地のカトリック信者が困難のときに最初に口にするマリアへの祈りの一つです。

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