モンテ・ベリコの聖母 - The Sacred Secret
聖母

モンテ・ベリコの聖母

マドンナ・ディ・モンテ・ベリコ
Madonna di Monte Berico(伊)/ Our Lady of Monte Berico(英)
◆ 年代出現:1426年3月7日・1428年8月1日
◇ 出身地ヴィチェンツァ(イタリア・ヴェネト州)
◆ 祝日9月8日(ヴィチェンツァ市の年祭・慣習的)
◇ 守護分野ヴィチェンツァ市の守護・疫病からの解放・平和・巡礼者
◆ シンボル
丘の上の聖堂 黒い聖母像 棒(聖堂の建立を示した杖)
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Life / 生涯

「モンテ・ベリコの聖母(Madonna di Monte Berico)」は、イタリア北部ヴィチェンツァ市の守護聖母です。15世紀初頭、この地方はペストの猛威に苦しんでいました。1404年から1428年にかけて続いた疫病の中、1426年3月7日の朝、70代の敬虔な農婦ヴィンチェンツァ・パジーニが丘の頂上でブドウ畑に昼食を運ぶ途中に聖母の出現を体験しました。

聖母は彼女に丘の上に聖堂を建てるよう求め、そうすれば疫病が終わると約束しました。しかし誰も信じなかったため、疫病は続きました。1428年8月1日、聖母は再びヴィンチェンツァの前に現れ、同じ約束を繰り返しました。今度は司教も民衆も信じ、24日後に聖堂の建設が始まり、完成とともにペストは終息しました。

Episode / エピソード・伝承

最初の出現の際、聖母は小さな棒を地面に置き、それが将来の聖堂の高祭壇の位置を示したとされています。聖母はまた「毎月第1主日と聖母の祝日にこの聖堂を訪れる者には、恵みが豊かに与えられる」と告げました。この約束は今日も生きており、毎月第1主日には多くの巡礼者がモンテ・ベリコを訪れます。

第一次世界大戦中、ヴィチェンツァは敵前線の背後に置かれました。市民たちは聖母に誓願を立て、もし市と土地が守られるならば毎年9月8日に特別な感謝の礼を捧げると約束しました。聖母はその祈りに応え、街は破壊を免れました。以来、毎年9月8日には数万人の信徒がこの誓いを守るべく聖堂を参拝する伝統が続いています。

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