シンボル

ベツレヘムの星

ベツレヘムの星(降誕を告げるしるし)
Stella Bethlehemita(羅)・Star of Bethlehem(英)
◆ 別称 クリスマスの星、東方の星
◇ 起源時代 1世紀のマタイ福音書に由来
◆ 関連聖句 マタイ2:1-12
◇ 関連する場面 東方三博士の礼拝、降誕の場面
◆ 図像的特徴
光を放つ星 馬小屋の上に輝く 東方三博士と共に 幼子イエスの傍らに
※ベツレヘムの星は、マタイによる福音書に記される、東方の博士たちを幼子イエスのもとへ導いた星です。降誕の場面を描く図像に欠かせない要素で、今日ではクリスマスを象徴する星飾りとしても、世界中で親しまれています。
画像準備中 - Image Coming Soon

 

Origin / 由来・語源

ベツレヘムの星は、マタイによる福音書2章に記される、イエス誕生の物語に由来します。東方から来た博士たちは、「東方でその方の星を見た」と語り、星に導かれてエルサレムへ、そしてベツレヘムへと旅をします。星は「彼らを先導し、ついに幼子のいる場所の上に止まった」と記され、博士たちはそこで幼子イエスを礼拝し、黄金・乳香・没薬を捧げました。

この星が具体的に何を指すのかについては、彗星や惑星の接近、超新星など、古くからさまざまな天文学的な説明が試みられてきましたが、いずれも確定的な結論には至っていません。福音書における星は、天文現象の記録というより、異邦人である博士たちにさえ神が救い主の誕生を告げ知らせたという、神学的な意味を語るしるしとして読まれてきました。

Meaning / 聖書的・神学的な意味

ベツレヘムの星が語るのは、キリストの降誕が、ユダヤの民だけでなく、遠い異邦の地の人々にまで及ぶ出来事であったという広がりです。星に導かれた博士たちは、しばしば当時知られていた世界の広がりを象徴する存在として理解され、彼らの礼拝は、すべての国民がキリストのもとに招かれているという福音の普遍性を先取りする場面として読まれてきました。

また、光そのものが救い主の到来を告げるという構図は、「光は暗闇の中に輝いている」と語るヨハネによる福音書1章の言葉とも響き合います。ベツレヘムの星は、夜空という最も身近な自然の中に、神の言葉が確かに現れたことを示す、目に見えるしるしとなっています。

History / 歴史的背景

ベツレヘムの星は、初期キリスト教美術の時代から、降誕や東方三博士の礼拝を描く場面に欠かせない要素として描かれてきました。カタコンベの壁画から、中世・ルネサンスの数多くの降誕画に至るまで、馬小屋の上に輝く星は、この場面をひと目でそれと分からせる、重要な視覚的な手がかりであり続けています。

今日、ベツレヘムの星は、クリスマスツリーの頂上を飾る星や、街を彩る星形の飾りとして、宗教的な文脈を超え、世界中で親しまれる存在になっています。降誕の場面を描いた聖品はもちろん、クリスマスの装飾に至るまで、この星は二千年前の一つの夜を、今も静かに思い起こさせています。

PICK UP ITEMピックアップ商品

もっと見る
  • メダイのサイズ保管方法

最近チェックした商品

最近チェックした商品はまだありません。