聖ヨアキム - The Sacred Secret
聖人

聖ヨアキム

ヨアキム/ヨアキム・アンナ(妻アンナと共に祝われる)
Saint Joachim(英)/ Sanctus Ioachim(羅)
※ 聖書には記載がなく、生涯の詳細は主に外典「ヤコブ原福音書」(2世紀)に基づきます。新暦では7月26日に妻聖アンナとともに祝われます。
◆ 年代1世紀以前(生没年不詳)
◇ 出身地ガリラヤ(伝承による)
◆ 祝日7月26日(聖アンナと合同)
◇ 守護分野祖父母、父親、不妊に悩む夫婦、大工・指物師(非公式)
◆ シンボル
幼子マリアを抱く老人 白いユリの花 門での出会い(アンナとの再会)
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Life / 生涯

ヨアキムはダビデの家系に属するガリラヤの人で、アンナと結婚しました。外典「ヤコブ原福音書」によれば、夫婦は長年子宝に恵まれませんでした。ある日、ヨアキムが神殿で捧げ物をしようとしたところ、「お前のような子のない者に神殿で捧げ物をする資格はない」と拒絶され、深く傷ついて荒野に出て羊飼いとともに断食と祈りの生活を続けました。

同じ頃アンナも家で嘆き祈っていました。やがて天使がヨアキムとアンナのそれぞれのもとに現れ、「あなたたちの祈りは聞かれた。子が生まれる」と告げました。ヨアキムは急いで帰宅し、金の門(黄金の門)でアンナと抱擁を交わしたと伝えられます。この「黄金の門での出会い」は、無原罪の御宿りの象徴的場面として中世以来多くの芸術作品に描かれてきました。その後アンナは聖母マリアを産みました。

Episode / エピソード・伝承

ヨアキムとアンナの祝日はかつて別々に設けられていましたが(アンナは7月26日、ヨアキムは8月16日など)、第2バチカン公会議後の典礼改革(1969年)によって7月26日に合同で祝われるようになりました。夫婦で一つの祝日を持つこの形は、祖父母と祖父母の愛という観点から、現在では祖父母の守護聖人として特に敬われています。

聖ヨアキムの守護は「神への深い信頼を持ちながら長い試練を経た」人々全般にも及ぶとされ、晩年の懐妊という奇跡はアブラハムとサラの旧約的伝統を継ぐものとして解釈されます。イエスの祖父として「神の家族の根」とも呼ばれます。

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