聖ルドヴィコ(フランス王ルイ9世) - The Sacred Secret
聖人・国王

聖ルドヴィコ(フランス王ルイ9世)

ルイ9世・ル・サン(聖王)
Saint Louis IX(仏)/ Saint Louis IX of France(英)/ Sanctus Ludovicus IX(羅)
◆ 年代1214年4月25日〜1270年8月25日(享年56歳)
◇ 出身地フランス・ポワシー(イル=ド=フランス)
◆ 祝日8月25日
◇ 守護分野フランス・フランシスコ会第三会・理髪師・刺繍職人・花婿・囚人・病者・石工・彫刻家・難しい結婚・子どもの死に対して
◆ シンボル
王冠・王笏 いばらの冠(聖遺物) 十字軍の旗・剣 フランスの紋章(百合)
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Life / 生涯

聖ルドヴィコ(ルイ9世)は1214年4月25日、フランス・カペー朝の国王ルイ8世の子として生まれました。12歳で即位し、母ブランシュ・ド・カスティーユの摂政下で成長した後、親政を開始。1248年から1254年にかけて第7回十字軍を率い、エジプトへの遠征を行いましたが捕虜となり、莫大な身代金を支払って帰国しました。

国内統治においては、公正な司法制度の整備・農民への配慮・貧者への直接的な施しで知られ、中世フランスの「理想の王」として後世に語り継がれています。1270年の第8回十字軍でチュニジアに渡った際に疫病に倒れ、8月25日に帰天しました。1297年に教皇ボニファティウス8世によって列聖されました。

Episode / エピソード・伝承

ルイ9世の最も有名な行為のひとつが、コンスタンティノープルからキリストの「いばらの冠」(受難の際に被せられたとされる)と十字架の木片を購入したことです。1248年にこれらを収めるためにパリのシテ島に建設されたのが、ゴシック建築の傑作「サント=シャペル」です。現在も世界遺産として保存されているこの礼拝堂の壮麗なステンドグラスは、13世紀の信仰と芸術の頂点を示しています。

また毎週数百人の貧者に食事を振る舞い、自ら給仕した逸話や、ハンセン病患者の足を洗って世話したという証言が残っています。フランシスコ会第三会(在俗信者)として信仰生活を大切にし、政治権力を持ちながらも宗教的謙虚さを失わなかった王として、今日でも多くのカトリック国家・組織の守護聖人として崇敬されています。

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