トラパニの聖アルベルト - The Sacred Secret
聖人・修道士

トラパニの聖アルベルト

アルベルト・デ・アバテ
Sant'Alberto da Trapani(伊)/ Saint Albert of Trapani(英)/ Sanctus Albertus Siculus(羅)
◆ 年代1240年頃〜1307年8月7日(享年約67歳)
◇ 出身地イタリア・シチリア島トラパニ
◆ 祝日8月7日
◇ 守護分野トラパニ・シチリア・カルメル会・改宗したユダヤ人
◆ シンボル
カルメル会の修道服 百合の花 聖母マリア像 ロザリオ
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Life / 生涯

トラパニの聖アルベルトは1240年頃、シチリア島西部の港町トラパニに生まれました。幼少期からカルメル会修道士たちの影響を受けて育ち、若くしてカルメル会に入会しました。その後シチリア各地で宣教活動を行い、特にユダヤ人コミュニティへの宣教において数多くの改宗者をもたらしたと伝えられています。

アルベルトはメッシーナ、パレルモなどシチリア各地の修道院に滞在しながら説教と祈りの生活を続けました。その謙虚さと修徳の深さから生前より聖人として仰がれ、多くの奇跡的な癒しの取り次ぎが報告されました。1307年8月7日にメッシーナで帰天し、シチリア島全土で深く崇敬されることになりました。

1476年に教皇シクストゥス4世によって列福され、その後1476年に列聖が確認されました。トラパニの守護聖人として現在も市民から深く崇敬されています。

Episode / エピソード・伝承

アルベルトにまつわる最も知られた伝承のひとつが、ユダヤ人コミュニティとの関わりです。彼はシチリアのユダヤ人たちと対話を重ね、多くの人々をキリスト教信仰へと導いたとされます。改宗したユダヤ人たちが特に彼の取り次ぎを求めたことから、改宗者の守護聖人としても崇敬されています。

また彼の死後、トラパニでは数多くの奇跡が報告されており、特に病の癒しに関する証言が多く残されています。トラパニ大聖堂には聖アルベルトに捧げられた礼拝堂があり、毎年8月7日には盛大な祝祭が行われます。シチリアの民間信仰においても農業の恵みや漁師の安全を守る聖人として、今も幅広い層から崇敬を集めています。

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