聖ジェルメーヌ・クザン - The Sacred Secret
聖女

聖ジェルメーヌ・クザン

ジェルメーヌ・クザン/プィベランの聖ジェルメーヌ
Sainte Germaine Cousin(仏)/ Saint Germaine Cousin(英)/ Sancta Germana Cousin(羅)
◆ 年代1579年頃〜1601年6月15日(享年約22歳)
◇ 出身地フランス・プィベラン(オート=ガロンヌ県)
◆ 祝日6月15日
◇ 守護分野虐待された子ども・障害のある人々・貧者・羊飼い・見捨てられた人々・病弱な子ども
◆ シンボル
羊の群れ 白百合とバラ(エプロンの花) 巡礼の杖
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Life / 生涯

聖ジェルメーヌ・クザンは1579年頃、フランス南部トゥールーズ近郊のプィベランで生まれました。生まれつき右手が萎縮しており、幼少期にリンパ腺の病を患っていました。母は彼女が幼いうちに亡くなり、父が再婚した継母はジェルメーヌを激しく虐待しました。家の中に入れてもらえず、納屋の藁の中で眠り、粗末な食事だけを与えられ、継母の子どもたちと一緒に食事することも許されませんでした。

それでもジェルメーヌは恨みを持つことなく、毎朝羊の群れをつないで教会のミサに与りに行き、帰ってきてから羊の番をするという日課を続けました。村の貧しい子どもたちに自分の乏しい食べ物を分け与え、祈りの時間を大切にしました。1601年、22歳頃に納屋の藁の中で亡くなっているのが発見されました。1867年に教皇ピウス9世によって聖人に列せられています。

Episode / エピソード・伝承

ジェルメーヌが自分のエプロンにパンを隠して貧者に分け与えようとしたところ、継母に見つかって叱られ、エプロンを開くよう命じられました。するとエプロンの中から春の花が溢れ出たというのが有名な伝承です。冬の出来事だったといい、この奇跡が村人たちの間に広まったことが彼女の聖性の最初の認識につながりました。

またある冬、氾濫した小川をどうしても渡れないジェルメーヌのために、川の水が左右に割れて道が開いたという伝承も残っています。貧しく病弱で虐待されながらも、悪意を持たず祈り続けたジェルメーヌの生涯は、苦しみの中に置かれた子どもたちや障害を持つ人々に特別な希望を与え続けています。

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