トゥールの聖マルティヌス - The Sacred Secret
聖人

トゥールの聖マルティヌス

マルティヌス/マルタン/マルティン
Saint Martin de Tours(仏)/ Saint Martin of Tours(英)/ Sanctus Martinus Turonensis(羅)
◆ 年代316年頃〜397年11月8日(享年81歳頃)
◇ 出身地パンノニア・サバリア(現ハンガリー・ソンバトヘイ)
◆ 祝日11月11日
◇ 守護分野フランス・兵士・騎兵・馬・鵞鳥・貧困者・物乞い・アルコール依存症・断酒者・仕立屋・ホテル経営者・宿屋・ワイン醸造業者
◆ シンボル
マントを半分に切る騎士 鵞鳥 司教冠と杖
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Life / 生涯

マルティヌスは現在のハンガリーにあたるパンノニア属州の都市サバリアに生まれました。父はローマ軍の士官であり、マルティヌスも15歳でローマ軍に入隊することを命じられます。しかし幼い頃からキリスト教に触れていた彼は、18歳で洗礼を受け、剣を持って戦うことへの疑念を深めていきました。

兵役を終えた後、マルティヌスはポワティエの司教ヒラリウスのもとに身を寄せ、修道的な生活を始めます。360年頃、ポワティエ郊外のリグジェに修道院(リグジェ修道院・フランス最古の修道院の一つ)を創設しました。372年にはトゥール司教に選出されますが、彼は司教としての職責を果たしながらも、マルモーティエに修道院を設けてそこを拠点に生涯を過ごしました。地方の農村部でのキリスト教化にも力を尽くし、西フランクの信仰の基礎を築いた人物として後世から高く評価されています。

Episode / エピソード・伝承

マルティヌスにまつわる最も有名なエピソードは「マントの奇跡」です。まだ兵士だった頃、アミアンの城門で凍えている乞食に出会った彼は、持っていた軍服のマントを剣で半分に切り、その一方を乞食に与えました。その夜、マルティヌスは夢の中でキリストが自分から受け取ったそのマントを身にまとっている姿を見ました。この体験が彼の信仰をさらに深め、やがて洗礼を受ける決断につながったと伝えられています。

また、マルティヌスが修道院に隠れているのを探し出そうとした民衆が鵞鳥の鳴き声によって彼の居場所を発見したという伝承から、鵞鳥が彼のシンボルの一つとなりました。11月11日の祝日「聖マルタンの日」はフランスやベルギーでは子どもたちが灯籠行列をする民間行事として今も親しまれています。また秋の収穫を感謝する食文化とも結びつき、この日に鵞鳥料理を食べる習慣がヨーロッパ各地に伝わっています。

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