聖カミロ・レリス司祭
(Camillus de Lellis、Camille de Lellis、カミルロ・デ・レルリス)

◆年代:1550年5月25日 - 1614年7月14日
◇祝日:7月14日
◆守護分野:病気、病、看護師、医者

ナポリ生まれのカミロ・レリスは気が短く、ローマの病院で働いていたものの乱暴な行いと博打の為に追い出され兵士となりました。
5年間の戦争後カプチン会の修道院の新しい建物を造る労働者として雇われ、そこで修道士の説教を聞いて回心し、過去の罪深い生活の赦しを神に祈りました。
彼はフランシスコ会に入りたかったものの、足が不治の病に冒されていたため2回断られ、その後以前追い出されたローマの病院に戻り、病人のそばに昼夜付き添い看護し、病院の会計にも任命されました。
カミロは司祭となり「病人の僕たち」という修道会を設立し病院や家庭で苦しむ病人を看護するようになりました。
彼は現代で取り入れられている看護手法の先駆者で、新鮮な空気、伝染病患者の隔離、正しい食餌療法を実践していました。
やがて評判が広まり寄付が集まったためナポリや他地域にも病院を開くことができ、疫病が流行った際には会員たちが人々に献身しました。
又、ハンガリーとクロアチアの戦争に修道士たちを送って傷病兵の看護に当たらせ、彼の修道士たちは自身の健康は顧みなかったと言います。カミロ修道会員は赤い十字架を着用する規則があり、これが赤十字運動の原点と言えるでしょう。
カミロの設立した会は「聖カミロ修道会」として世界に広まっています。

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