聖女

聖アグネス

アグネス・ロマナ/幼き殉教者
Sainte Agnes(仏)/ Saint Agnes of Rome(英)/ Agnes Romana(羅)
◆ 年代 291年頃〜304年1月21日(享年12〜13歳)
◇ 出身地 ローマ(イタリア)
◆ 祝日 1月21日(旧典礼では1月28日も)
◇ 守護分野 少女・純潔・婚約者・強姦被害者・マリア軍・ガールスカウト・庭師・作物
◆ シンボル
子羊(純潔・名前の語源) 棕櫚の枝(殉教) 剣・斧 長い髪
画像準備中 - Image Coming Soon

 

Life / 生涯

291年頃、ローマの貴族の家にキリスト教徒として生まれました。幼くして純潔をキリストに捧げると誓い、求婚者には「イエス・キリストだけが私の花婿」と言い続けます。長官セムプロニウスの息子プロコップを含む多くの求婚者が断られ、怒った男たちはアグネスをキリスト教徒として当局に告発しました。

303年のディオクレティアヌス帝による迫害の嵐の中、アグネスは裁判にかけられます。「異教の神に生贄を捧げれば許す」という命令を断り続けると、屈辱を与えるために裸で街中を引き回され娼館に連行されます。伝説では彼女が祈ると髪が奇跡的に伸びて身体を覆い、彼女を犯そうとした男たちは次々と目が見えなくなったとされています。最終的に304年1月21日、12〜13歳で剣によって斬首されました。遺骸はローマのヴィア・ノメンタナ沿いの墓地に埋葬され、コンスタンティヌス帝の娘コンスタンツァがその地に大聖堂を建てました。

Episode / エピソード・伝承

「アグネス」という名前はギリシャ語で「純粋・神聖(hagne)」を意味し、ラテン語の「子羊(agnus)」と語呂が近いことから、子羊が彼女の象徴となりました。毎年1月21日の祝日にはローマのトレ・フォンターネ・トラピスト修道院から2頭の子羊が教皇のもとへ連れてこられて祝福されます。聖木曜日にはその羊毛が刈られ、大司教に叙任された際に教皇から授けられる「パリウム」(管轄と教皇との一致を示す肩衣)に織り込まれます。この伝統は16世紀から続いています。

アグネスは聖セシリアと並んで、ミサの中心「ローマ正典(第一奉献文)」に名前が刻まれた数少ない殉教者の一人です。4世紀の聖アンブロジウスは彼女について「彼女の殉教は二重のものだった -- 貞潔という殉教と、信仰という殉教」と記しています。また聖ルチアは母の病気が癒されるよう、アグネスの墓に祈願したと伝えられています。中世には「聖アグネスの前夜(1月20〜21日)」に、未婚の女性が将来の夫を夢で見られるという民間信仰も生まれ、詩人ジョン・キーツの長編詩「聖アグネスの前夜」にも詠まれています。

PICK UP ITEMピックアップ商品

もっと見る
  • メダイのサイズ保管方法

最近チェックした商品

最近チェックした商品はまだありません。