聖フランチェスカ(ローマ) - The Sacred Secret
聖女

ローマの聖フランチェスカ

フランチェスカ・ロマーナ/「ローマで最もローマ的な聖女」
Sainte Françoise Romaine(仏)/ Saint Frances of Rome(英)/ Francisca Romana(羅)
◆ 年代 1384年〜1440年3月9日(享年56歳)
◇ 出身地 ローマ(イタリア)
◆ 祝日 3月9日
◇ 守護分野 未亡人・ベネディクト会奉献者・ドライバー・自動車運転者・ローマ
◆ シンボル
守護天使(ランタンを持つ) パンの施し ベネディクト会の修道服 書物・十字架
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Life / 生涯

1384年、ローマの貴族の家に生まれました。11歳で修道女を志しますが父に反対され、12歳でポンツィアーニ家の息子ロレンツォと結婚。しかしこの結婚は幸福なものとなり、40年間連れ添います。フランチェスカは表向き貴族婦人として社交をこなしながら、内では厳しい信仰生活を送り、病人の世話・貧者への施し・疫病への奉仕に励みました。大西洋教会分裂(1378〜1417年)の混乱の中でポンツィアーニ家は財産を失い、息子を人質に取られ、家屋敷も破壊されました。フランチェスカはその廃墟を病院に改め、最後まで貧しい人々に尽くし続けます。

1425年、フランチェスカは志を同じくするローマの貴族女性たちと共に「聖母の奉献者会(オブラーテス)」を創設します。修道誓願を立てずに世俗に留まりながら神に奉献する新しい形の女性共同体でした。夫ロレンツォの死後1436年、52歳でようやく憧れの修道院生活に入り修道院長となります。1440年3月9日に帰天。1608年に教皇パウロ5世によって列聖されました。

Episode / エピソード・伝承

フランチェスカは23年間にわたって守護天使の姿を肉眼で見ることができたと伝えられています。この天使は夜のローマを歩く彼女の足元をランタンで照らし、道中の危険から守ったとされています。1925年に教皇ピウス11世がフランチェスカを「自動車ドライバーの守護聖人」と宣言したのはこの伝承に由来します。天使が先を照らすランタンが自動車のヘッドライトに重ねられたのです。毎年3月9日の祝日にはローマのコロッセオ近くで車の祝別式が行われる伝統があります。

また彼女は飢饉の際に穀物倉を施し尽くしたのに蔵が奇跡的に満ちていたという「穀物の奇跡」や、ワインを飲み尽くした後に最高のワインが湧き出したという逸話でも知られています。フランチェスカは神秘体験・幻視・天使との対話という霊的な深みと、妻・母・未亡人として現実の生活を全うした実践性の両立で、「日常の中の聖性」の模範として今日も崇敬されています。

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