ファティマの聖母 - The Sacred Secret
聖母

ファティマの聖母

ファティマの聖母/ロザリオの聖母(ファティマ)
Notre-Dame de Fatima(仏)/ Our Lady of Fatima(英)/ Domina Nostra Fatimensis(羅)
◆ 出現年1917年5月13日〜10月13日(全6回)
◇ 出現地ポルトガル・ファティマ(コヴァ・ダ・イリア)
◆ 祝日5月13日
◇ 守護分野ポルトガル・平和・回心・病者
◆ シンボル
白いマント ロザリオ 太陽の奇跡 ハートの炎(汚れなき御心)
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出現の記録 / Apparitions

1917年5月13日、ポルトガル中部の小村ファティマ近郊コヴァ・ダ・イリアの放牧地で、10歳のルシア・ドス・サントスと彼女のいとこであるフランシスコ・マルト(9歳)、ジャシンタ・マルト(7歳)の3人の子どもたちが、白く輝く婦人の出現を体験しました。婦人は「私は天からやってきた者です」と名乗り、毎月13日にここに来るよう告げました。

以後6か月にわたって出現が続き、婦人は子どもたちにロザリオの祈り、罪人のための犠牲、マリアの汚れなき御心への信心を求めました。また「ファティマの三つの秘密」と呼ばれる啓示も与えられました。第一の秘密は地獄のヴィジョン、第二の秘密はロシアと世界平和に関するメッセージ、第三の秘密は長らく封印されていましたが2000年にバチカンが公開し、教皇暗殺未遂への言及と解釈されています。

1917年10月13日の最後の出現の日には約7万人もの群衆が集まるなか、「太陽の奇跡」と呼ばれる現象が起きたと多くの目撃証言が残されています。太陽が激しく回転し、様々な色に輝きながら地上に向かって落下してくるように見えたというものです。この出来事はカトリック教会によって超自然的なものとして承認されています。

ファティマの出現は1930年に教皇ピウス11世によって公式に認められました。出現地には現在「ファティマの聖母大聖堂」が建ち、世界中から年間数百万人の巡礼者が訪れています。ヴィジョンを体験した3人の子どものうち、フランシスコとジャシンタは1918年のスペイン風邪で幼くして亡くなり、2000年に福者、2017年5月13日(出現100周年)に教皇フランシスコによって聖人に列せられました。

Episode / エピソード・伝承

教皇ヨハネ・パウロ2世は1981年5月13日(ファティマ出現記念日)にローマで暗殺未遂に遭いましたが、一命を取りとめました。彼はこの生還をファティマの聖母の加護によるものと深く確信し、後に摘出された銃弾をファティマの聖母像の冠に奉納しています。その銃弾は今もポルトガルのファティマ聖堂に安置されており、世界中の巡礼者がその前で祈りを捧げています。

「見よ、あなたは身ごもって、男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。」 ? ルカ1:31(マリアへの告知。ファティマの聖母はマリアへの信心を中心に据えるよう求めた)

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