マキシミリアノ・マリア・コルベ神父

(St. Maximilian Kolbe)

◆年代:1894年1月8日 - 1941年8月14日
◇祝日:8月14日
◆守護分野:ジャーナリスト、政治犯、薬物中毒者、家族


コルベ神父はポーランドに生まれ、フランシスコ会に入り25歳で司祭に叙階されるも、結核と診断され、教職に就きます。
1927年には無原罪の聖母の騎士修道院を設立し、出版による布教活動に力をいれ、後に日本でも同様の団体を設立しています。 帰国後は修道院長を務めましたが、第二次世界大戦が勃発しナチに対して批判的な出版を行ったということから逮捕されました。
アウシュヴィッツ強制収容所に送られ、1941年8月に脱走者が出たことで無作為に選ばれた10人が餓死による死刑を命じられましたが、妻子のいる軍曹の身代わりとなり餓死室に入れられます。コルベ神父は死刑房においても毅然とし、他の囚人を励まし、祈り続け2週間生き続け最後には毒物注射により処刑されました。
1982年にヨハネ・パウロ2世により列聖されています。
又、コルベ神父が子供の頃、聖母が白と赤の冠を二つ持って現れ、白は純潔を保ち、赤は殉教者となることを意味し、どちらの冠を喜んで受け入れるかと少年コルベに聞くと、彼は両方欲しいと言ったという話もあります。


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