聖エウスタキウス - The Sacred Secret
聖人

聖エウスタキウス

エウスタキウス/エウスタシウス/エスタシュ
Sanctus Eustachius(羅)/ Saint Eustace(英)/ Saint Eustache(仏)
※ 聖エウスタキウスの生涯は伝説的な性格が強く、歴史的史料はほとんど残っていません。しかし中世ヨーロッパを通じて広く崇敬された殉教聖人であり、「十四救難聖人」の一人に数えられます。
◆ 年代1世紀末〜2世紀初頭
◇ 出身地ローマ(イタリア)
◆ 祝日9月20日
◇ 守護分野狩猟者・消防士・困難な状況にある人・家族離散・十四救難聖人の一人
◆ シンボル
十字架を持つ鹿 棕櫚の枝(殉教) 炎の中の雄牛(処刑方法)
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Life / 生涯

聖エウスタキウスの伝承によれば、本名はプラキドゥスといい、ローマ帝国の将軍でした。熱心な狩人であった彼は、ある日狩りをしていたとき、追いかけていた雄鹿の角の間に輝く十字架が現れ、その中でキリストの声を聞いたとされます。この神秘体験によって回心し、妻と子どもたちとともに洗礼を受け、名をエウスタキウスと改めました。

その後、ヨブ記に似た試練の連続が彼を襲います。財産をすべて失い、家族とも離れ離れになり、異国の地で貧しい農家として生きました。しかし長年の苦労の末、家族と再会を果たし、将軍職に復帰することになりました。しかしトラヤヌス帝への礼拝を拒否したことで捕らえられ、妻子ともども炎のいこる青銅の牡牛の中に投げ込まれて殉教したとされます。

Episode / エピソード・伝承

エウスタキウスの「十字架を持つ鹿との出会い」という図像は中世ヨーロッパの美術において非常に人気があり、同様の体験を持つとされる聖フベルトゥスの伝承とも重なります(どちらが先かは諸説あります)。この劇的なビジョンは、回心・突然の信仰体験・神との出会いを象徴するものとして、洋の東西を問わず人の心を捉えてきました。

エウスタキウスは中世を通じて「困難な状況にある人」の守護聖人として特に崇拝され、十四救難聖人(ノートヘルファー)の一人に名を連ねています。パリのサン=テュスタッシュ教会など、フランスをはじめ各地に彼の名を冠した教会が残っています。

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