聖ヤヌアリウス - The Sacred Secret
聖人

聖ヤヌアリウス

ヤヌアリウス/ジェンナーロ/ジャニュアリー
San Gennaro(伊)/ Saint Januarius(英・羅)/ Saint Janvier(仏)
※ 聖ヤヌアリウスの生涯の詳細は伝承の域を出ない部分が多くありますが、ナポリで最も深く崇敬される殉教聖人であり、彼の血液の奇跡として知られる現象は今日も続いています。
◆ 年代?〜305年頃
◇ 出身地ナポリ(カンパニア、イタリア)
◆ 祝日9月19日
◇ 守護分野ナポリ市・血液銀行・火山噴火・ナポリ・カンパニア地方
◆ シンボル
血液入りのアンプル(聖遺物) 棕櫚の枝(殉教) 司教の衣
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Life / 生涯

聖ヤヌアリウスはディオクレティアヌス帝の迫害期(305年頃)に殉教したとされるナポリ(またはベネヴェント)の司教です。伝承によれば、ポッツォーリ近郊で数人の信者とともに捕らえられ、火の中に投げ込まれたが炎が及ばず、最終的に斬首されたとされています。

その遺体はナポリに運ばれ、5世紀頃にナポリ大聖堂(ドゥオーモ)に安置されました。現在も大聖堂の宝物庫には、彼の頭蓋骨の一部と、二つの小さなガラス容器に封じられた「血液」とされる赤褐色の固形物が保存されており、これが後述する奇跡の舞台となっています。

Episode / エピソード・伝承

聖ヤヌアリウスをめぐる最大の謎は「血液の液化現象」です。ナポリ大聖堂の聖遺物容器の中で固体状になっている彼の血液とされるものが、年に3回(9月19日の祝日・12月16日・5月の第1土曜日)の典礼の場で司祭が容器を傾けると液体状に変化する、という現象が14世紀以降ほぼ毎年報告されています。液化が起きないとナポリに災害が訪れる前兆と言い伝えられ、ナポリ市民はこの瞬間を固唾をのんで見守ります。

この現象の科学的な真偽は長年議論の的ですが、現象そのものは繰り返し観察・記録されており、ナポリ市民の信仰の核心として今も生き続けています。近代には、ヴェスヴィオ火山の噴火・疫病・戦争といった災害の前後に液化しなかった事例が伝承されており、これがヴェスヴィオ火山をはじめとする火山噴火の守護聖人として崇敬されている由来です。

毎年9月のジェンナーロ祭(フェスタ・ディ・サン・ジェンナーロ)は、ニューヨークのリトル・イタリーをはじめ世界中のイタリア系移民コミュニティでも盛大に祝われ、ナポリ文化を象徴する行事となっています。

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