スウェーデンの聖ビルギッタ - The Sacred Secret
聖女

スウェーデンの聖ビルギッタ

ビルギッタ・ビルゲルスドッテル/ブリジット・オブ・スウェーデン
Sankta Birgitta av Sverige(瑞)/ Saint Bridget of Sweden(英)/ Sancta Birgitta Sueciae(羅)
◆ 年代1303年頃〜1373年7月23日(享年69歳頃)
◇ 出身地スウェーデン・フィンスタ(ウップランド地方)
◆ 祝日7月23日(普通形式)/ 10月8日(旧暦の一部地域)
◇ 守護分野スウェーデン・ヨーロッパ・未亡人
◆ シンボル
書物・羽根ペン(啓示の記録) 王冠 巡礼杖 炎(キリストへの愛)
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Life / 生涯

ビルギッタはスウェーデンの有力貴族の家に生まれ、13歳でウルフ・グドマルソンと結婚し、8人の子をもうけた。夫婦ともに信仰深く、共に巡礼に出かけるなど敬虔な家庭を営んだが、1344年に夫が死去した後、ビルギッタは修道的な生活へと転換する。

夫の死後まもなく、キリストとの神秘的な対話が本格化したとされ、受けた啓示を書き留めた『天の啓示(Revelationes Caelestes)』は後に広く読まれる霊的著作となった。1350年に聖年を機にローマへ巡礼し、以後ローマを拠点として活動した。教皇のアヴィニョン捕囚問題に積極的に発言し、教皇のローマ帰還を促す書簡を送り続けた。また、スウェーデンのヴァドステナにビルギッタ会(救世主修道会)を創設するよう神から命じられたとされ、その設立に生涯を捧げた。1373年にローマで逝去。列聖は1391年。1999年には教皇ヨハネ・パウロ2世によってヨーロッパの守護聖人のひとりに宣言された。

Episode / エピソード・伝承

ビルギッタはキリストの受難に関する詳細なヴィジョンを受けたとされ、その中にはキリストが十字架上で受けた傷の数・茨の冠の棘の数なども記述されており、後世の受難図像に影響を与えた。また聖母マリアからのメッセージも多く記録されており、これらは西方教会の受難信心と聖母信心の発展において重要な資料となった。

世俗の権力者として生涯の前半を送りながら、夫の死後に神秘家・改革者・創設者として転身したビルギッタの軌跡は、「俗世の生活の中にも聖性の道がある」ことを示すものとして広く語り継がれている。スウェーデンのヴァドステナ修道院は今も存在し、彼女の霊性を受け継ぐ修道女たちが生活している。

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