イースト・アングリアの聖エドマンド殉教王 - The Sacred Secret
聖人

イースト・アングリアの聖エドマンド殉教王

エドムンド/エドマンド王
Saint Edmund the Martyr(英)/ Sanctus Edmundus Rex et Martyr(羅)
※ 「聖エドマンド」という名の聖人は複数います。このページはイングランド・イースト・アングリア王として9世紀にデーン人に殉教した王についてのものです。イエズス会の殉教者・聖エドマンド・キャンピオン(1540-1581、祝日12/1)とは別人です。
◆ 年代841年頃〜869年11月20日(享年28歳頃)
◇ 出身地イングランド・イースト・アングリア(現サフォーク州)
◆ 祝日11月20日
◇ 守護分野イングランド・サフォーク・殉教王・疫病・拷問被害者
◆ シンボル
王冠
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Life / 生涯

エドマンドは15歳頃にイースト・アングリア(現在のイングランド東部、サフォーク・ノーフォーク州あたり)の王位に就いたと伝えられています。敬虔なキリスト教徒として知られ、王として公正な統治を行いながら信仰生活を大切にしていました。

869年、ヴァイキングのデーン人軍がイングランドを侵攻しました。デーン王イングワルとウッバの率いる大軍はイースト・アングリアを蹂躙し、エドマンドを捕虜にしました。デーン人たちはエドマンドに異教徒の王の臣下となって支配下に入るよう、そしてキリスト教を捨てるよう強要しましたが、エドマンドは断固としてこれを拒否しました。

激怒したデーン人たちはエドマンドを木に縛り付け、全身に矢を射かけて拷問した後、斬首しました。869年11月20日のことでした。その死はただちに殉教として認められ、埋葬された地(現在のベリー・セント・エドマンズ)は巡礼地となりました。

Episode / エピソード・伝承

エドマンドの殉教にまつわる最も有名な伝承は「狼が頭を守った」という話です。斬首後、デーン人たちはエドマンドの首を森の中に捨てて隠しました。キリスト教徒たちが遺体を探しに行くと、どこからか「ここだ、ここだ(Here! Here!)」という声が聞こえ、声をたどると大きな狼がエドマンドの首を両前足で抱えて守っていたといいます。狼は首を人々に渡すと静かに森に消えました。

その後エドマンドの遺体は奇跡的に保存されており(不朽体)、首と胴体を合わせると傷跡も消えていたと報告されています。彼の墓所に建てられた修道院はやがて「ベリー・セント・エドマンズ」という街の名前の由来となりました。

ノルマン征服(1066年)以前のイングランドでは、エドマンドは聖エドワード王証聖者とともにイングランド最大の守護聖人として崇められていました。後に聖ゲオルギウスがイングランドの守護聖人に選ばれるまで、エドマンドへの崇敬は国民的な規模で続きました。

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