セブールの聖ドロゴ - The Sacred Secret
聖人

聖ドロゴ

ドロゴ/ドゥルオン/ドルー/ドルーアン
Saint Druon(仏)/ Saint Drogo(英)/ Sanctus Drogo(羅)
◆ 年代1105年3月14日〜1186年4月16日
◇ 出身地エピノワ(フランドル地方・現フランス北部)
◆ 祝日4月16日
◇ 守護分野羊飼い、身体的障害を持つ人、容姿を理由に蔑まれる人、孤児、妊婦、コーヒーハウスの経営者(民俗的)
◆ シンボル
羊と羊飼いの杖 隠者の小屋 巡礼杖
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Life / 生涯

ドロゴはフランドルの貴族の家に生まれたが、誕生と同時に母を亡くした。10歳の頃に母の死が自分の誕生によってもたらされたと知り、深い悔悟と贖罪の念を抱くようになった。18歳で全財産を貧しき者に分け与え、貴族の身分を捨てて旅に出た。

各地の聖地を巡礼した後、フランス北部セブール(Sebourg)近郊のエリザベット・ド・ラ・エールという女性の農場で羊飼いとして雇われた。その後9回にわたってローマ巡礼を行ったといわれ、途中に麦と水と聖体のみで命をつないだとされる。晩年には容貌が著しく変化する病を患い、人前に出られなくなったドロゴは自ら教会に隣接する小屋を建て、そこで40年間一歩も出ることなく祈りと苦行の生活を続けた。小屋には小窓が一つ設けられており、そこから聖体を受け取り、礼拝堂のミサに耳を傾けた。1186年4月16日に永眠し、セブールのサン=マルタン教会に葬られた。遺骸は今もその地に安置されており、毎年三位一体の主日に行列が行われている。

Episode / エピソード・伝承

ドロゴにまつわる最も有名な伝承は「同時存在(bilocazione)」の奇跡である。ある日、村人たちが野原でドロゴが羊の番をしているのを見たと同時に、彼がミサに参列しているのも目撃したという。この二つの場所に同時にいるという現象は複数の証言に基づいており、彼の聖性の証拠として語り継がれてきた。

また小屋に隣接する教会で火災が起きた際、村人たちがドロゴを外に避難させようとしたが、彼は生涯小屋に留まると誓っており、神が望めば守ってくださると答えた。炎は広がったが、彼の小屋だけは無事であったという。コーヒーとの守護の関係については、「羊飼い」が中世ラテン語で「pastor」であり、語義の転用や民俗的連想からコーヒーハウスの守護者として語られるようになったとされるが、これは後世の民俗的帰属であり公式の守護認定ではない。

※ ドロゴのコーヒーとの関連は教会公式のものではなく、民俗的・後世的な帰属です。

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