聖バルナバ - The Sacred Secret
聖人

聖バルナバ

バルナバ/ヨセフ(本名)/キプロスのバルナバ
Saint Barnabé(仏)/ Saint Barnabas(英)/ Sanctus Barnabas(羅)
◆ 年代生没年不詳(1世紀)
◇ 出身地キプロス島
◆ 祝日6月11日
◇ 守護分野キプロス・アンティオキア・フィレンツェ・農家・使徒的使節・調停者・平和のための交渉・雹や嵐からの守護
◆ シンボル
石(石打ちの殉教) 福音書 オリーブの枝(キプロス)
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Life / 生涯

聖バルナバはキプロス島出身のレビ人で、本名をヨセフといいましたが使徒たちから「バルナバ(慰めの子)」というあだ名をもらいました(使徒4:36)。エルサレムのキリスト教共同体の初期の有力メンバーのひとりで、自分の土地を売って使徒たちの足元に置いた行為が使徒言行録に記録されています。

バルナバは迫害者サウロ(パウロ)が回心してエルサレムを訪れた際、他の弟子たちが恐れて近づかなかったところを、ひとり彼を使徒たちに引き合わせた人物として知られています。またアンティオキア教会の指導者として活躍し、パウロとともに第一次宣教旅行に出発して各地に福音を伝えました。後にパウロとの意見の相違から別行動をとり、甥のマルコとともにキプロスで宣教活動を続けました。伝承ではキプロスで石打ちによって殉教したとされています。

Episode / エピソード・伝承

バルナバは新約聖書の中で「善い人で、聖霊と信仰とに満ちた人」(使徒11:24)と評されており、初代教会における人と人とをつなぐ調停者・励ます者としての役割が際立っています。パウロという「荒削りな石」を磨き、宣教の場へと送り出したのはバルナバの見る目と寛容さがあってこそでした。

「使徒」と呼ばれるにもかかわらず、十二使徒には名を連ねていないバルナバの立場は、初期キリスト教における「使徒」という称号の広がりを示しています。教会の縁の下を支えた人物として、今日も調停・和解・慰めを必要とする場面で彼への祈りが捧げられています。

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