シリアの聖エフレム - The Sacred Secret
聖人

シリアの聖エフレム

エフレム/エフラム/シリアの竪琴
Mor Afrem Suryoyo(シリア語)/ Saint Ephrem the Syrian(英)/ Sanctus Ephraem Syrus(羅)
◆ 年代約306年 - 373年6月9日
◇ 出身地メソポタミア・ニシビス(現トルコ・ヌサイビン)
◆ 祝日6月9日
◇ 守護分野霊的指導者・教会博士・詩人・神学者・シリア語キリスト教
◆ シンボル
竪琴 書物 執筆用ペン 炎(霊的熱意)
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Life / 生涯

エフレムは4世紀初頭、メソポタミアのニシビス(現在のトルコ南東部)でキリスト教徒の家庭に生まれました。若くしてニシビス司教ヤクブに師事し、神学・釈義・詩文の訓練を受けました。363年にローマ帝国がニシビスをペルシャに割譲すると、エフレムは多くのキリスト者とともに現在のトルコ南部・エデッサに移住し、そこで残りの生涯を過ごしました。

エデッサでエフレムは神学校を設立し、教えながら膨大な著作を残しました。シリア語で書かれた聖書注解・神学的著作・讃美歌・詩は総量で数百に及び、「シリアの竪琴」という尊称が贈られました。彼の讃美歌は典礼の中に取り入れられ、当時急速に広まっていた異端的な歌に対抗する手段としても機能しました。373年の飢饉の際にはエデッサ市内に出て救済活動を指揮し、その直後に帰天したと伝えられます。

エフレムは東方教会(シリア正教会・東方カトリック諸教会・東方正教会)で最高位の聖人として崇敬されており、1920年にはカトリック教会からも「教会博士」の称号を授けられました。

Episode / エピソード・伝承

エフレムの著作の特徴は、高度な神学思想を詩的・象徴的な言語で表現することにあります。三位一体・受肉・聖母マリア・洗礼・聖体について深い洞察を持ち、とりわけマリア論においては「新しいエバ」としてのマリア像を詩によって力強く描きました。彼のマリア讃美歌は東方キリスト教のマリア崇敬の形成に大きな役割を果たしました。

「シリアの竪琴」という尊称は、彼の詩がまるで神への讃歌を奏でる弦楽器のようだという評価から来ています。彼は異端の讃美歌を聴いて民衆が惑わされることを危惧し、同じ旋律に正統な内容の歌詞を乗せるという手法で対抗しました。これは後に西方教会にも影響を与え、典礼音楽の発展に繋がりました。正教会・東方カトリック・カトリックすべての教会に崇敬される数少ない聖人のひとりです。

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