大天使ミカエル - The Sacred Secret
大天使

大天使ミカエル

ミカエル/ミゲル/ミッシェル
Michael(ヘブライ語)/ Saint Michael the Archangel(英)/ Saint Michel(仏)/ Sanctus Michael(羅)
◆ 分類大天使(七大天使の筆頭)
◇ 名前の意味「神に等しき者は誰か」(ヘブライ語)
◆ 祝日9月29日(大天使の祝日)
◇ 守護分野軍人・兵士・警察官・救急隊員(EMT)・消防士・騎士道・公正・食料品商・病者・臨終者・教会全体・多くの国と都市
◆ シンボル
剣・炎の剣 天秤(魂の審判) 龍・蛇を踏む 鎧・盾 青い翼
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聖書における役割 / Role in Scripture

ミカエルは旧約・新約聖書および外典に名を持つ天使のうち、大天使として明示的に言及される数少ない存在の一人です。その名はヘブライ語で「神に等しき者は誰か(Mi-ka-El)」という問いかけの形をとり、神の絶対性を宣言する名として理解されています。

旧約聖書のダニエル書では「偉大な君」として登場し、イスラエルの民を守護する役割が描かれています(ダニエル12:1)。新約聖書ユダの手紙では、悪魔とモーセの遺体をめぐって争う場面が短く言及されています。黙示録12章では天と地の間で起こった戦いの描写の中で、龍(サタン)とその天使たちに対してミカエルと天使たちが戦い勝利する場面が描かれており、これが「悪との戦いの勝者」というミカエルの図像の源泉となっています。

崇敬と図像 / Devotion and Iconography

ミカエルへの崇敬はキリスト教成立以前のユダヤ教時代から存在し、キリスト教・イスラム教(ミーカーイール)でも重要な存在とされています。カトリック教会では「天の軍勢の長」として特別な崇敬を受けており、聖ミカエルへの祈り(1886年に教皇レオ13世が制定)はミサ後に唱えられる慣習が長く続きました。

フランスのモン=サン=ミッシェル(海の中の修道院島)、イタリアのモンテ・ガルガーノ(聖ミカエル洞窟聖堂)など、彼に捧げられた著名な聖地が各地にあります。図像では竜や悪魔を剣で踏みつける戦士天使として描かれることが最も多く、「悪霊払い・天使の将」として今もカトリック信者の間で広く崇敬されています。

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