聖マウリティウス - The Sacred Secret
聖人

聖マウリティウス

マウリティウス/モーリス/マウリッツ
Saint Maurice(英・仏)/ Sanctus Mauricius(羅)/ Sankt Mauritius(独)
◆ 年代?〜286年頃
◇ 出身地テーベ(エジプト)
◆ 祝日9月22日
◇ 守護分野兵士・軍隊・歩兵・剣鍛冶・織物職人・染色業者・痛風・筋肉の引きつり・スイス・サルデーニャ・神聖ローマ帝国の守護聖人(歴史的)
◆ シンボル
棕櫚の枝(殉教) 鎧・盾 赤い十字(スイス)
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Life / 生涯

聖マウリティウスはエジプトのテーベ出身とされるローマ軍人で、テーベ軍団(レギオ・テバエア)の指揮官でした。テーベ軍団はキリスト教徒の兵士から構成されていたと伝えられ、皇帝マクシミアヌスのもとでガリアに派遣されました。

286年頃、皇帝はスイス・アルプス地帯のアガウヌム(現サン=モーリス)付近で軍団に対し、地元のキリスト教徒を迫害して異教の神々に生贄を捧げる儀式への参加を命じました。しかしマウリティウスをはじめとする兵士たちは信仰を理由にこれを拒否し、その結果、軍団の全員(伝承では6,600人以上)が処刑されたとされます。

この大規模な集団殉教の伝承はキリスト教圏に広く伝わり、マウリティウスはスイス・サルデーニャ・神聖ローマ帝国など多くの地域の守護聖人となりました。スイスのサン=モーリスには彼を祀る古い修道院が現存し、現地の信仰の拠点となっています。

Episode / エピソード・伝承

マウリティウスの図像は中世から近世にかけてしばしばアフリカ系(黒人)の容貌で描かれました。これはテーベ(エジプト)出身という出自に基づくもので、ドイツのマクデブルク大聖堂には彼をアフリカ系の兵士として描いた13世紀の彫像が現存しており、ヨーロッパ美術史の中で早期のアフリカ系人物表現として注目されています。

「聖マウリティウスの槍」とも呼ばれる聖遺物が神聖ローマ帝国の帝国宝物庫に伝えられており(ウィーン美術史美術館所蔵)、歴代皇帝の戴冠式に用いられた重要な宝器の一つとなっていました。彼の名はスイスの都市名(サン=モーリス)、旧東ドイツのマクデブルクなど各地に残り、その崇敬の広がりを今も示しています。

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