聖ペトロ・ノラスコ - The Sacred Secret
聖人

聖ペトロ・ノラスコ

ペドロ・ノラスコ/マーセダリア修道会創設者
Saint Pierre Nolasque(仏)/ Saint Peter Nolasco(英)/ Petrus Nolascus(羅)
◆ 年代 1182年頃〜1256年5月6日(享年約74歳)
◇ 出身地 マ=デ=サント=ピュエル(現フランス、ラングドック地方)またはバルセロナ
◆ 祝日 1月28日(旧典礼)/ 5月6日(マーセダリア修道会・現行殉教録)
◇ 守護分野 捕虜・奴隷・人身売買被害者・漁師
◆ シンボル
鎖・足かせ(捕虜の解放) 聖母マリア マーセダリア会の白衣
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Life / 生涯

1182年頃、現フランス南部ラングドック地方に生まれました。若い頃からイベリア半島でのレコンキスタ(国土回復運動)に関わり、アラゴン王ハイメ1世の家庭教師を務めたとも伝えられています。当時スペインやアフリカ北部のムーア人(イスラム勢力)に捕虜として囚われたキリスト教徒は数万人にのぼり、信仰を棄てるよう強制されるなど過酷な状況に置かれていました。この実態に深く心を動かされたペトロは、聖レイモンド・デ・ペニャフォルトの助けを得て、1218年にバルセロナで「慈悲の聖母修道会(マーセダリア修道会)」を設立します。

この修道会の会員は財産をすべて捕虜の身代金に充てることを誓い、さらに必要とあれば自らが人質となって囚われの同胞と交代することさえ誓いました。ペトロ自身もアフリカへの遠征に参加し、生涯で2,700人以上のキリスト教徒を解放したと伝えられています。1256年5月6日にバルセロナで帰天し、1628年に教皇ウルバヌス8世によって列聖されました。

Episode / エピソード・伝承

伝説によれば、ペトロは聖母マリアの御告げを受けて修道会の創設を決意したとされています。この「御告げ」の証拠として17世紀に提出された文書が後に偽造と判明するなど、彼の伝記の一部は史実と伝説が入り混じっています。しかし修道会の設立と捕虜解放の活動そのものは揺るぎない歴史的事実として残っています。

マーセダリア修道会は現在もスペイン・中南米・アフリカを中心に活動しており、学校・教区・病院・刑務所でのミニストリーを担っています。かつての「捕虜の身代金交渉」から現代の「あらゆる形の奴隷・人身売買への戦い」へとその使命を受け継ぎながら、ペトロの精神は今も生きています。

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