聖ヴァーツラフ - The Sacred Secret
聖人

聖ヴァーツラフ

ヴァーツラフ/ヴェンチェスラウス/ヴェンセスラス
Svaty Vaclav(チェコ語)/ Saint Wenceslas(英)/ Saint Venceslas(仏)/ Sanctus Venceslaus(羅)
◆ 年代907年頃〜935年9月28日(享年27歳頃)
◇ 出身地ボヘミア(現チェコ共和国)
◆ 祝日9月28日
◇ 守護分野チェコ共和国・ボヘミア・ビール醸造者・白馬
◆ シンボル
王冠・鎧 槍(殉教) 鷹(チェコ紋章) 棕櫚の枝
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Life / 生涯

聖ヴァーツラフはボヘミア公国の公(Duke)であり、チェコ民族の最も重要な守護聖人です。祖母の聖ルドミラから深いキリスト教信仰を学び、ボヘミアにキリスト教を定着させることを生涯の使命としました。善政を敷き、教会の建設を奨励し、貧者・囚人・孤児に対して惜しみない慈善を行ったと伝えられます。

異教的な慣習を強く支持する弟ボレスラフとの権力闘争が深刻化し、935年9月28日、ヴァーツラフは弟の招きで訪れた礼拝堂の扉口でボレスラフとその仲間によって暗殺されました。彼の最後の言葉は「神よ、あなたの手に委ねます」であったと伝えられています。

その死はすぐに殉教として受け取られ、急速に崇敬が広まりました。プラハの聖ヴィート聖堂には彼の遺骸が安置されており、今もチェコ国民にとって精神的な拠り所となっています。プラハのヴァーツラフ広場はその名を冠した場所で、チェコの歴史的な出来事の多くがこの広場で起きてきました。

Episode / エピソード・伝承

英語圏では「Good King Wenceslas(善良王ヴェンセスラス)」というクリスマス・キャロルでその名が知られています。「聖ステファノの祝日(12月26日)に、善良王ヴェンセスラスが外を見ると、雪の中を歩く貧しい男が見えた」という書き出しで始まるこの歌は、貧者に食事と暖を与えるために夜の雪の中を連れ出す慈悲の王の姿を描いており、ヴァーツラフの「貧者の友」としての伝承を広く伝えています。

チェコでは9月28日は祝日「チェコ国家の日(Den ceske statnosti)」として制定されており、中世の殉教王が現代国家の祝日の根拠となっている珍しい例です。プラハのヴァーツラフ広場に立つ彼の騎馬像は、チェコの民族的アイデンティティの象徴として今日も親しまれています。

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