聖ザカリア(洗礼者ヨハネの父) - The Sacred Secret
聖人

聖ザカリア(洗礼者ヨハネの父)

ザカリア/ザカリヤ/ゼカリア
Zacharias(羅)/ Saint Zechariah(英)/ Saint Zacharie(仏)
◆ 年代1世紀(生没年不詳)
◇ 出身地ユダヤ(現イスラエル)
◆ 祝日9月5日(東方教会)/ 11月5日(ローマ典礼)
◇ 守護分野司祭・書記・言語障がい者
◆ シンボル
香炉(祭司の職) 書板・筆記用具 天使ガブリエル
画像準備中 - Image Coming Soon

Life / 生涯

聖ザカリアはルカ福音書に登場するユダヤ人祭司で、洗礼者ヨハネの父です。妻エリザベトとともに「神の前に正しく、主のすべての戒めと定めを落ち度なく行っていた」と聖書に記されており、信仰深い夫婦として描かれています。しかし二人の間には子がなく、エリザベトは不妊であり、ともに齢を重ねていました。

あるとき、ザカリアが神殿で香をたく祭司の役を務めていると、大天使ガブリエルが現れ、「あなたの妻エリザベトに男の子が生まれる。その子をヨハネと名付けなさい」と告げました。長年子を望みながら叶わなかったザカリアは「私は老人ですし、妻も年をとっています」と信じられず問い返しました。するとガブリエルは「あなたは口が利けなくなり、この事が起こる日まで話せなくなる」と言い、事実ザカリアは口が利けなくなりました。

やがてエリザベトは身ごもり、月を満ちてヨハネを出産しました。子の名をめぐって親族が「父にちなんでザカリアと名付けよう」と言うと、ザカリアは書板に「名はヨハネ」と書きました。するとたちまち口が開き、舌が解かれ、神を讃える言葉を語り始めたと伝えられています。

Episode / エピソード・伝承

ザカリアが口を開いたとき、聖霊に満たされて歌ったとされる賛歌が「ベネディクトゥス(Benedictus)」です。「主なるイスラエルの神はほめたたえられよ」で始まるこの賛歌は、教会の朝の祈り(賛課)において今も毎日唱えられ続けており、キリスト教典礼の中で最も古く親しまれた祈りの一つです。

主なるイスラエルの神はほめたたえられよ。主はその民を訪れて解放し、僕ダビデの家に、力ある救いの角を我らのために立てられた。 - ルカ1:68-69(ベネディクトゥス)

伝承ではザカリアはヘロデ大王の虐殺令(ベツレヘム周辺の幼児虐殺)の際、息子ヨハネを逃がすために神殿でその居場所を問われても答えなかったため殺されたとも伝えられています。この伝承に基づき、東方教会では殉教者として崇敬されています。妻エリザベトとともに「主の親族の聖人たち」として東西両教会で記念されています。

PICK UP ITEMピックアップ商品

もっと見る
  • メダイのサイズ保管方法

最近チェックした商品

最近チェックした商品はまだありません。