聖人

聖ペドロ・クラヴェール

ペドロ・クラヴェール/ペテロ・クラヴェル
San Pedro Claver(西)/ Saint Peter Claver(英)/ Sanctus Petrus Claver(羅)
◆ 年代1580年6月26日〜1654年9月8日(享年74歳)
◇ 出身地ヴェルドゥ(カタルーニャ、スペイン)
◆ 祝日9月9日
◇ 守護分野奴隷・船員・コロンビア・人種間の正義と和解・アフリカ系信者への宣教・奴隷解放運動
◆ シンボル
十字架 ロザリオ 奴隷の鎖
画像準備中 - Image Coming Soon

 

Life / 生涯

聖ペドロ・クラヴェールは1580年、スペインのカタルーニャ地方ヴェルドゥに生まれました。イエズス会に入会後、マヨルカ島で修道生活を送る中で、同会の兄弟であるアルフォンソ・ロドリゲスから「新大陸の人々への宣教」への強い使命感を吹き込まれ、1610年に南米コロンビアのカルタヘナに渡りました。

当時カルタヘナは大西洋を渡る奴隷貿易の主要な港であり、アフリカ各地から連れてこられた奴隷たちが劣悪な環境で船に詰め込まれ、次々と運ばれてきていました。ペドロは司祭叙階後、自らを「永遠にアフリカ人奴隷の奴隷(esclavo de los negros para siempre)」と誓い、40年以上にわたって奴隷船に乗り込み、傷ついた人々を抱き起こし、洗礼を授け、人間としての尊厳を取り戻させる活動を続けました。

生涯に30万人以上の奴隷に洗礼を授けたと伝えられ、また牢獄・病院・農園を巡って身体的・霊的な援助を行い続けました。晩年は病に倒れ、誰にも顧みられない孤独な病床の中で最期を迎えましたが、その死を知った人々が多数集まり悼んだと伝えられます。1888年に教皇レオ13世によって列聖されました。

Episode / エピソード・伝承

ペドロが奴隷船に乗り込む際、まず食料・薬・果物・ブランデーを持参し、肉体的な苦痛を和らげることから始めたと伝えられます。言語の通訳を務める仲介者たちと協力し、アフリカの様々な言語でメッセージを伝え、その後にキリスト教の教えを分かりやすく伝えました。彼は洗礼を形式的な儀式とせず、一人ひとりの理解と自由な同意を大切にしたと言われています。

病院や牢獄を巡る際、社会から最も忌避された人々、ハンセン病患者や死刑囚のそばにも分け隔てなく寄り添いました。「最も見捨てられた人の中にキリストを見る」という精神において、後の聖マザー・テレサとも深く共鳴する生き方でした。コロンビアとカルタヘナの守護聖人として今も深く崇敬されています。

PICK UP ITEMピックアップ商品

もっと見る
  • メダイのサイズ保管方法

最近チェックした商品

最近チェックした商品はまだありません。